マーク金井blog

2013年08月16日マーク金井が考えるゴルフクラブの本当の人気ランキングとは‥‥

クルマの中古車屋ほどではありませんが、10年前に比べるとゴルフも中古ショップがかなり増えてきました。サラリーマンのメッカである新橋エリアなどは新品ショップよりも中古ショップの方が数が多いし品揃えも豊富です。

新橋エリアの中古ショップ

ゴルフパラダイス
ゴルフエフォート
ゴルフパートナー
ゴルフドウ

と4件あります。ショップによってそれぞれ品揃えに特徴がありますが、マーク金井が好んで通っているのはゴルフパラダイスとゴルフエフォート。ショップのスタッフと気心が知れているというのもあって、大体はこの2件でクラブを売り買いしています。

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さて、この中古ショップ。ゴルフクラブやゴルフ用品を売買するためのお店なんですが、マーク金井はクラブを売り買いしない時も定期的に通っています。

掘り出し物のクラブを探すという目的半分、後の半分はクラブの人気度、ユーザーの満足度を調べたい(調べられる)からです。ゴルフクラブの人気度、そして売れ行きというのは媒体や調査会社、そしてクラブメーカーから発信されますが、この数字だけではリアルな感触はつかめません。理由は単純、媒体や調査会社、クラブメーカーが発信する情報というのは、クラブの出荷本数だからです。誤解を恐れずに言えば、大量に出荷されたクラブは、数字上、人気クラブ、売れ行きが良いクラブと見なされます。売れる見込みが少ないのに大量にクラブを出荷すれば、返品リスクがあります。メーカーが側もおいそれとは大量出荷できませんが、それでも、クラブによっては「ほんまかいな~」ってぐらい出荷されている場合もあったりします。

その出荷量と実売のギャップをチェックできるのが中古ショップなんです。中古ショップとは本来、不用になったクラブをユーザーから買い取り、買い取ったクラブを販売するお店です。ところが最近は、新品ショップ同様、中古ショップもメーカーから直接仕入れたクラブが大量に売られているのです。すべての新製品が中古ショップに並ぶわけではありませんが、大手メーカーの製品とかでも、中古ショップにズラッと並んでいたりします。

そうです、「出荷量が多いクラブ=人気クラブ」とは限らないことが中古ショップに行けば正確に確認できるのです。加えて、中古ショップに売られるクラブを見ていくと、顧客満足度も分かります。例えば、年間1万本売れたクラブがあったとしましょう。中古ショップにほとんど流れてないとすれば、手放すユーザーが少ない。すなはち顧客満足度が高いクラブと言えます。対して、1万本売れたクラブでも、中古ショップで数多く流通している場合は、手放すユーザーが多い。すなわち顧客満足度が低いクラブと言えます。

例えば10年以上、人気ナンバーワンを続けているダンロップのゼクシオ。出荷量はダントツに多いですが、中古ショップにクラブが大量溢れていることはありません。売れ行きに対しては手放すユーザーが少ないクラブの代表格です。マーク金井が設計したリンクスのSSウエッジもしかり。年間1万本近く売れた人気ウエッジですが、これまた中古ショップでの流通量が非常に少ないです。新品も中古ショップに流れていません。ユーザーの満足度が非常に高いことが伺い知れます。

ちなみにマーク金井が新品クラブを購入する場合、その多くは中古ショップで購入します。新品クラブの場合、中古ショップで購入すると割高な時もありますが(新品ショップに比べて)、そんな時でも中古ショップで購入してます。中古ショップには買い取り保証があって(新品の場合、買い取り保証がない店もあります)、それを利用すると買った値段の80~90%ぐらいで下取りしてくれるからです。対して、新品ショップで購入したクラブの場合、買った値段の80%なんてまず望めません。モデルによっても異なりますが、例えば、新品購入価格が5万円で購入したドライバーの場合、大体3万円前後。購入金額の60%を上回ることがありません。そうです、買って合わなかったことを考えると、中古ショップの方がリセールバリューが高く、売却損を減らせるのです。

買ってすぐにはクラブを手放さない。そう決めているのであれば価格優先、新品ショップでクラブを買った方が割安です。しかし、合わないと思ってすぐに手放す可能性があるならば、中古ショップで新品クラブを購入した方が割安感が出てくるでしょう~。
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PS.ナチュラルパターのセカンドロットが入荷しました。ご予約分は発送が完了し、わずかですが在庫がございます。次の入荷は1ヶ月後ですので、ご注文はお早めに~。

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カテゴリー ゴルフクラブ分析

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