過去最高だった2010年を上回りそうなぐらい、今夏は猛烈に暑い日が続いています。街中を歩いても熱中症になりそうなヒートアイランドな日本です。マーク金井はハーフプレー(9ホールプレー)を提唱してますが、まさに夏は9ホールがベストです。早朝ハーフ、もしくは薄暮ハーフならば熱中症になるリスクをかなり軽減できます。最高気温が35度を超えた日は、午前10時~午後3時までの間、「ゴルフ禁止令」を出した方がいいかもしません。そうすればゴルフ場に救急車が駆けつける回数は確実に減らせますし、ゴルファーやキャディさんが熱中症で倒れることも確実に減ってくるでしょう。
今回も酷暑ゴルフでバテない方法についてがテーマです。
7月12日のブログでも書きましたが、暑い日ほど肌を太陽にさらさないことが大事です。半パン、半袖というのは見た目には涼しいですが、夏のプレーでは御法度。肌を露出するほど日焼けするからです。日焼け止めを塗れば多少は改善されますが、日焼けを完全にシャットアウトできません。マーク金井は冬でも夏でも半パンですが、下にはレギンスを履き、上にはピチッとした機能下着を着用。真夏でもスパイダーマンみたいな、江頭2:50みたいな格好をしてますが、実はこれこそが熱中症対策、日焼け防止としては理想です。肌の露出が最小限で、日焼けを確実に防げます。加えて、クール素材の機能下着は吸汗速乾。見た目は暑苦しいですが案外涼しい。そして素肌をできるだけさらさない方が疲れが残らないのです。
そして日焼け止め(紫外線)対策として欠かせないアイテムがこれっ!!!
マーク金井のトレードマークであるサングラス。これが日焼け対策、紫外線対策のマストアイテムなんです。肌は紫外線を直接浴びなくても目で受けるだけで日焼けするという実験結果が出ているのです。これまで日焼けは、皮膚が紫外線に反応してメラニン色素を作り、日があたった部分だけが黒くなるとみなされていました。しかし、日焼け防止には肌を露出しないだけでは足りずサングラスが必要なんです。
大阪市立大医学部の井上正康教授(生化学)らは、マウスを3群に分け、紫外線を1、あてない2、耳の皮膚だけにあてる 3、目だけにあてる-の各群でメラニン色素のでき方を分析。すると、3のマウスの耳にも、2と同じ量のメラニン色素ができていた。3のマウスで、瞳孔を調節する三叉神経を切った場合は1のマウスと同様、メラニン色素は1のマウスと同様、メラニン色素はできなかった。目が紫外線を受けると、三叉神経を通じて下垂体に「体に悪い紫外線が来たぞ」という情報が伝わり、下垂体が「メラニン色素を作れ」と指示して皮膚が黒くなるそうです。
井上教授によると、紫外線は目に見えなくても角膜に細かな炎症を起こす。
この炎症の刺激を受けて、紫外線から身を守るため、全身の皮膚にメラニン色素を作らせるようになっているとのことです。サングラスは目の日焼けを防止するだけでなく、肌の日焼けをも防止してくれるわけです。
では、どんなサングラスがいいのか?
マーク金井はオークリーのサングラスをこよなく好んで使っています。デザインが気に入っているのもありますが、何よりフィット感が秀逸。長時間使用しても疲れません。加えて素晴らしいのがレンズ。普通のレンズもクリアで見やすいですが、オークリーの偏光レンズ(ポラロイド)は「なんだこりゃ~」ってぐらい視界がクリア。色が濃いので天気が悪い時には不便ですが、この偏光レンズは眩しさを抑えてクリアな視界を確保してくれます。ドライバー1本買えるぐらいの高額商品ですが、実際に使ってみるとドライバー1本分以上の値打ちがあることを実感できます。オークリーでなくても構いませんが、ゴルフ用として使うのであれば、普通のレンズよりも偏光レンズをお勧めします。
フレームに関しては、耳の所だけで支えるタイプのモノよりもフレーム全体で支えるタイプがお勧め。軽いだけでなくフィット感があるモノを選んで下さい。
サングラスは度無しでも、着用すると裸眼の時と視界がちょっと変ってきます。サングラスをかけたことがない人がサングラスをかけてプレーすると、最初の頃はダフりが出やすくなります。マーク金井も最初の頃は何発もダフりまくりました~(笑)。でも、その内に慣れてきます。個人差はありますが2~3ラウンド着用したままプレーすれば、サングラス着用時もダフることなく打てるようになるでしょう。
そして日焼け対策として、最近マーク金井が注目しているのが「メロンのチカラ」というサプリ(健康補助食品)。メロンやスイカにはアミノ酸「シトルリン」が多く含まれており、これが紫外線対策に効果があるそうです。まだ飲み始めたばかりですが、メロンならば体にもやさしいので安心です。
酷暑のゴルフは、体だけでなく目も日焼けさせないこと。
サングラスをかけて真夏のゴルフを大いに楽しみましょう~。