マーク金井blog

2013年06月28日ハンドファーストのインパクトを迎える極意とは!?

毎週、毎週、欠かさず掲載されるレッスン記事。レッスン記事はゴルフ雑誌の定番、いや鉄板企画ですが、今週、マーク金井が注目したのがこれっ!!

週刊ゴルフゴルフダイジェストの人気コーナー「89ビジジョン」は意外と90切れない人よりも、80切りたい人に人気

写真 (31)

インパクトは何が何でもハンドファースト

インパクトはなにがなんでもハンドファースト!!
週刊GD 7月9日号)

この企画のメインタイトルは「誰でもできる1軸打法」タイガーH・メイハン、そして今年の全米オープンを制したJ・ローズのコーチであるS・フォーリ-の親友である中村龍明プロがレッスンしているのですが、その中でインパクトは何が何でもハンドファーストだと説いています。その証拠写真として、タイガーローズメイハンのインパクト写真が紹介されいるのですが、その言葉を裏付けるかのようにハンドファーストな状態でボールをヒットしています。そして、アマチュアがハンドファーストに打てない原因としてフォーリー

とにかくボールに当てようとする意識が強いと、インパクト前に手首がほどけて、すくうような打ち方になってしまう。これじゃ、せっかくのバックスイングが台無しだからね。

フォーリーはハンドファーストに打つための方法として、こんな風なアドバイスをしています。

グリップエンドに鉛筆を挿してチップショットしてみるといいよ。インパクトで鉛筆が体よりも前(左)を指していれば合格さ。フルスイングのときも、グリップエンドに鉛筆が挿さっているイメージで打つんだ。そうすれば、事前とクラブの最下点がボールの先に来て、きれないターフが取れるようになるよ。

限られたスペースでレッスンしているので言葉足らずになるのは避けられませんが、このフォーリーのアドバイスはかなり大ざっぱなような気がします。手首がほどけてしまう原因の説明が少ないし、なによりも手が前に出てさえすれば(ハンドファースト)、OKというのは乱暴です。アマチュアゴルファーが、手を前に出すことだけ意識すると大抵は振り遅れたり、フェースが開いてしまいます。結果、ハンドファーストにはなってもプッシュアウトやシャンクが出るリスクが非常に高くなります。

では、どこをどう意識すれば正しいハンドファーストのインパクトを迎えることができるのか?手首のコックをほどかないことは大事なことですが、実はもうひとつポイントがあります。

それは左前腕の使い方。ダウンからインパクトにかけて、左前腕を空手チョップのように使ってしまうと(左手甲が正面を向いた状態)、ハンドファーストを意識すればするほど、振り遅れてフェースが開き、プッシュアウトやシャンクが出やすくなります。

正しくハンドファーストで捕らえるためには‥‥

ダウンからインパクトにかけて左前腕を反時計回りにねじる。この動きが入っていると、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えても振り遅れません。フェースがスクエアな状態でインパクトを迎えることができます。そして、左前腕を反時計回りにねじることでロフトが少し立った(少し減った)状態でインパクトを迎えることができ、アイアンならば強い球が打てます。ドライバーにおいてはシャフトのキック(しなり戻り)を使うことができると、シャフトのしなり戻りでややアッパー軌道で球を捕らえることができます。

では、どんなイメージを持てば左前腕を反時計回りにねじれるようになるのか?

これはもうスローモーションの素振りが一番良いです。トップまで上げたら、10秒ぐらいかけてダウンスイングしてみて下さい。使うクラブは9番かPWでいいでしょう。とにかくゆっくり、ゆっくりクラブを下ろしていく。手首のコックがほどけるのを我慢し、インパクトの所までクラブが降りたら動きを止めます。インパクトでフェースが目標を向き、ロフトが減っていればOK。対して、インパクトでフェースが開いていたり、ロフトが減っていなければNG。フェースが開いてしまう人、ロフトが減らない人は左前腕をもっと反時計回りにねじることを意識して下さい。

もうひとつの練習ポイントはハンドファーストでボールを捕らえる感覚をつかむこと。マーク金井はスポンジボールを使い、スローモーションのスイングで、ハンドファーストの状態でボールを捕らえることを徹底的に練習しています。手首のコックがほどけるのが癖になっている人の場合、その癖を取り除くためには素振りではなく、実際にボールを打つ必要があるからです。練習場でやるならば、ドライバーの高さにティアップしたボールを9番とかPWで打ってみる。スローモーションで打ってみて、ボール下のティを叩いてしまう時は手首のコックがほどけていると思って間違いありません。ティアップしたボールのボールだけを捕らえる。遠くに飛ばす必要はありませんが、低くて真っ直ぐボールが飛ばすことを意識して下さい。これを徹底的に練習することで、本当の意味でのハンドファーストの形を体に記憶させることができるのです。

ここでブログを終わろうと思ったのですが・・この原稿を読んだ、ハンドファースト発展途上の弊社T島よりクレームが入りました。

”確かに効果があるのですが、限られたスペースなので言葉足らずになっています(笑)。ハンドアクションがかなりのレベルで出来ないと混乱しまよ”

「極意」と言うぐらいですから、このドリルは効果的です。しかし残念ながらT島が言うように、まずハンドアクションが何たるか、理解してないと意味がありません。まずハンドアクションを覚えるために、ゴルフの竪琴を使ってください。左前腕部を反時計回りにねじり、左手のひきつけを徹底的に、竪琴素振りでマスターして、この「極意」に挑戦してください。

(▼▼)b

PS.ナチュラル ハンドファースト パターは7月5日発売予定です。このパターはハンドファーストに打ちたくなるように設計されています。今月中にご予約いただけますと「マーク金井 オリジナルマーカー」をもれなくプレゼント致します~。

P1040205

このマーカーの他にも、マーク金井使用球、アナライズネームタグ、超クールがつきますYO~

DSCN0068

ナチュラルハンドファーストパター予約希望の方←こちらをクリック

 


カテゴリー スイング、ゴルフ練習法

コメントは受け付けていません。