マーク金井blog

2013年05月13日ひざ立ち打ちをするとゴルファーの腕前が赤裸々になるっ!!

ゴルフスイングにおいて手打ちは悪者扱いされています。確かに手先や腕の力だけでボールを打とうとすると軌道が不安定になりますし、パワーも出ません。手打ちをしないでスイングした方が良いのは事実ですが、両手の位置関係を間違っている人の場合は、手先の動きをまったく考えないでいると‥‥いつまでたっても手打ちから抜け出せません。

昨日のブログでも書きましたが、ダウンスイングで‥‥
左手が上、右手が下
の状態になっていると、クラブはプレーンよりも下側に外れます。いわゆるヘッドが垂れて下からあおるような起動になってしまい、すくい打ち、しゃくり打ちになります。アイアンだとターフを取ろうと思っても取れません。中級者以上の場合は、シャフトが寝てしまうためにチーピンが出やすくなります。何年やってもハンデが減らない、何年やってもシングルになれない人のスイングを観察すると‥‥9割近くのアマチュアはダウンスイングで左手が上、右手が下になっています。

さて、今日も正しいハンドアクションついてお話します。マーク金井はゴルフの竪琴を使って両手の位置関係をチェックしていますが、その仕上げとしてやっているがこれっ!!
ひざ立ち打ちです。

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専用の短いクラブでやるのがベストですが、普通のクラブでやる場合は9番アイアンぐらいがいいでしょう。ひざ立ちになると下半身は使えませんが、ダウンスイングの軌道をかなりシビアにチェックできます。ダウンで「左手の上、右手が下」、なっていると、まずボールの手前50センチぐらいにヘッドが落ちます。マーク金井はダウンでシャフトが寝ている(左手浮いている)アマチュアのことを「自転車に乗れていない」と表現してますが、このタイプのアマチュアはひざ立ち打ちがまったくできません。ハンドアクションの間違いが如実に出ます。ちなみに、ハンドアクションを間違っている人の場合、ダフりを避けようとすればするほど、泣きたくなるぐらい手前の地面を叩きます。

アナライズでは50センチ以上手前を10回以上叩く人がいましたが、そのゴルファーのハンデキャップはオフィシャル12でした。
では、どうすればひざ立ち打ちでちゃんとボールを打てるのか?
ひざ立ちでもダフらないでボールをクリーンに打てるのか?
昨日のブログでも書きましたが、ダウンスイング、インパクト、そしてフォローで、左手が下、右手が上をキープし、クラブをプレーンに沿って下ろすことができれば、ひざ立ち打ちでもボールをクリーンに打っていけます。

ひざ立ち打ちの時も普通のスイングの時も、アドレスで右手は左手よりも外側に位置します。それがテークバックの途中で逆転し、トップでは右手は左手よりも内側に位置します。これが正しいトップです。そして、ダウンからインパクトにかけては両手の位置関係をまた逆転させてインパクトを迎える。
この右手を前に振り出すというハンドアクション。ゴルフにはこの動きが必要不可欠なんです。プロとアマチュアの違い、ゴルフの上手下手の違い、自転車に乗れている人と乗れていない人の違い‥‥これらは、この右手を前に振り出す(右手を上に)というハンドアクションがちゃんと出来るか出来ないかによって決まるります。そして、このハンドアクションが正しくできているかどうかをチェックするのに、一番役に立つのがひざ立ちなのです。

 

マーク金井は高校生の頃、ひざ立ち打ちがまったく打てませんでした。教わっているプロからは、ひたすら「打ち込め」と言われ続けましたが、ジュニアの頃は最後までひざ立ち打ちが出来ませんでした。これがちゃんと打てるようになったのは、20年位前、戸塚CCの山本信弘プロに打ち方(ハンドアクション)を教わってからです。ゴルフに限らず、動きには「コツ」があります。クルマの運転の坂道発進も最初はメチャクチャ難しいですが、そのコツをつかんでしまえば大抵の人はできます。自転車もしかり。自転車に乗るコツを会得すれば、後はスイスイ乗れますよね。

ゴルフもしかり。ダウンスイングのコツを頭ではなく体でちゃんと理解すれば、ひざ立ち打ちも簡単にこなせるようになるでしょう。
んじゃ(▼▼)b

参考過去記事

「手打ちとハンドアクションは似て異なるもの‥‥」

「スタート前の素振りを見るとゴルファーの腕前が分かる!!」

参考ブログ アナライズT島のブログ

ゴルフの竪琴が必要な人、そうでない人の判別法

 


カテゴリー ゴルフの竪琴, スイング、ゴルフ練習法

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