いよいよマスターズ開幕!!!
明日からTBSでTV中継が始まるのを楽しみにしているゴルファーも多いでしょう。もちろんボクも予約録画なんてしません。がんばって5時半には起きてテレビの前にかじりついて観ています。今年はタイガーがツアー3勝と絶好調。対してマキロイは絶不調‥‥ゴルフは何が起きるか分かりませんが、タイガーが優勝候補筆頭なのは間違いないでしょう。
そしてマスターズと言えば、必ず優勝候補に上がるのがレフティーのミケルソン。今年も練習ラウンドから話題を集めていますが、彼が今回秘密兵器としてキャディバッグに入れているのがキャロウェイの
フランケンウッド
写真はwww.golfwrx.com から転載
ソールのデザインは300ヤード3Wと同じくXHOTのロゴが。画像から見る限りではドライバーというよりはFW形状。ヘッド体積も200CC前後だと報じられてますが、ミケルソンはこれでドライバーよりも10ヤード以上飛ぶとコメントを残しています。ロフトは12~13度ということなので、2番ウッド(ブラッシー)のことを、キャロウェイは「フランケンウッド」と名付けているのでしょう。キャロウェイの300ヤード3Wの開発者はドラコン選手なみのパワーとヘッドスピードの持ち主。ひょっとしたら「フランケン」は彼(開発者)のニックネームなのかも知れません。
さて、このフランケンウッド
2番ウッド相当ですからドライバーよりも長さが短い。43インチ前後だと思われますが、体積200CCというのはFWとしては並外れて大きい。マーク金井は昨日、ツイッターで「これって3Wの進化系とも言えるけど、かつてのメタルドライバーのロフトが寝たクラブ」ともつぶやきました。実際に昔のクラブを調べてみると‥‥テーラーメイドがかつて大ヒットさせたメタルドライバー、「ツアープリファード」(1987年)のヘッド体積は149CCです。そうです、「フランケンウッド」は昔のドライバーよりもヘッド体積がかなり大きいのです。開発担当者がその事実を知っているかどうかは定かではありませんが、メタルドライバーの元祖よりも体積が大きいのです(笑)
ではなぜフランケンウッドは飛ぶのか?
ドライバーよりも2W(フランケンウッド)に優位性があるのはヘッド重量。ドライバーのヘッド重量は200g前後に対して、フランケンウッドは恐らく210g以上あるのでしょう。ヘッド重量が5%以上重いことで、ボール初速が上がります。加えて、キャロウェイは低重心FWを作るのが上手い。重心を低くすることでスピンを減らして飛距離を稼げているのでしょう。そして、ここからは推察ですが、ミケルソンは長いクラブよりも、長くないクラブの方が振り切ることが出来てヘッドスピードが落ちない(若干上がっている)可能性が高いと思われます。
物理的にはシャフトは長い方がヘッドスピードが上がると言われてますが、すべてのゴルファーにこの理屈が当てはまるとは限りません。ゴルフの上手下手に関係なく、短い方がミート率が上がるだけでなく、ヘッドスピードもちゃんと出る人はいます。例えば、ドライバーと3Wで飛距離が変わらない人というのは、短めのクラブの方が飛距離、方向性が安定するでしょう。
今日は奈良のゴルフ場でコンペに参加中、ハーフ休憩の最中にこの原稿を書いています(笑)
バッグの中にはもちろん、ボクが設計したMSウエッジが2本入っています。ロフト56度のSWとロフト60のLW。見た目は独特ですがヘッドは軟鉄鍛造。ワイドソール&ハイバンスでとにかくダフりに強い。春先の薄いフェアウェイでもソールが滑るので、手前からヘッドを入れてもソールが気持ち良く滑ってくれます。そしてハイバンス効果でしっかりスピンがかかります。ゴルフ大好き人間、堀江貴文さんにもこのやさしさを味わってもらたくて、MSウエッジを送りました。さて、どんな感想をいただけるのか? マスターズの優勝者を予想するのと同じぐらい、堀江さんのコメントに今からドキドキ、ワクワクしています。
んじゃ、後半のハーフに行ってきます~(▼▼)b
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