アイルランドのリンクス巡りを終えて、早、10日間ほど経ちました。本場リンクスではボールをひとつも無くさなかったのですが、帰国後は6ラウンド目の赤羽早朝(7番ホール)でティショットを左に引っかけて池ポチャ。ついにボールをなくしてしまいました。
ティショットを曲げたのは完全に自分のミスで、クラブのせいではありません。
今どきのドライバーはミスしても曲がりが少ないと言われてますが、明らかなミスまでは助けてくれないです。当たり前と言ってしまえばそれまですが、クラブの性能を生かすも殺すもゴルファー次第なのです。
そしてゴルファー次第と言えば、飛距離に関してもです。
昔の木製ドライバーに比べると今どきのドライバーの飛距離性能が伸びたと言われてます。確かに、野球のバット同様、ゴルフクラブ(ドライバー)も木製ヘッドから金属ヘッド(メタルやチタン)になってからは反発が上がって飛距離が伸びてます。
しかしながら、金属ヘッドが定着してから、そしてルールで反発規制がかけられてからは、芯で捕らえた時の飛距離性能を大幅に上げることはできません。
理由は単純。
ゴルフクラブにはエンジン(動力)がついてないからです。
大事な事なので繰り返します。野球のバットもゴルフクラブにもエンジン(動力)はついてません。高反発規制が施行された2008年以降ドライバーで飛距離を稼ぐには、飛距離を稼げるスイングをすること、そして自分のエンジン(パワー)を増させる事以外ないのです。
実際、今どきのツアープロは昔に比べると明らかにエンジン(パワー)が増大してますし、パワー増大のトレーニングを積んでいます。
クラブに飛距離を求めたくなる気持ちは分かりますが、自分が頑張ることがドライバーの飛距離を伸ばすことにつながるのです。
もちろん、ドライバーに関してはスピン量を適正にしたり、シャフトを伸ばすことでヘッドスピードを上げることで飛距離を伸ばすことも可能です。もちろん、このためにはクラブ選びが重要になりますが、そのために最新クラブが必要とは限りません。
最新クラブを否定するつもりはありませんが、クラブがどれだけ新しくなったとしてもエンジン(動力)は搭載されていないのです。
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