10月1日から11日にかけてアイルランドのリンクスを巡ってきました。プレーしたのは以下の6つのコースです。
・バリーバニオンGC
・オールドヘッドGL
・ディングル(Ceann Sibeal)
・ウォータービルGL
・トラリーGC
・ラヒンチGC
いずれもアイルランドの南西部に位置している名だたるコースです。6つのコースをプレーした中では、バリーバニオンとウオータービルは担ぎセルフ出回り、他の4つのコースではキャディさんと二人三脚でプレーしました。
ご存じのようにリンクスでは左右曲げてしまうと深いラフが待ち受けており、ロストボールのリスクが非常に高いです。今回のリンクス巡りではスコアもさることながら目指したのは、ボールを無くさないこと。ボールひとつでホールアウトすることを第一に考えてプレーしたら、、、、、
なんと108ホールをひとつだけのボールでプレーできました(ロストボールはゼロ)。
すべてのティショットがフェアウェイを捕らえた訳ではありませんが、左右に大きく曲がるミスが出なかったのでボールをひとつも無くさずにリンクス巡りの旅を終えることができたのです。
ミスショットした時も大きく左右に曲がらなかった要因をざっと上げると、、、
・ドライバーの長さは43.25インチ(短尺スチールシャフト装着)
・フルショットはしない(飛距離を求めない)
・低い弾道を打つ(キャリーよりもランを重視)
・真っ直ぐな弾道を打とうとしない(フェードを打つ)
赤羽でプレーしている時は、上記のことを徹底的に意識してティショットを打ってます。そのおかげで、リンクスでもティショットが乱れることなく打てました。ちなみに、風の影響を受けないホールだとドライバーの飛距離はランを含めて210~230ヤード。フォロー風が吹けば300ヤード近く飛びましたが、アゲンスト風が吹くと160ヤードが精一杯。風向きでドライバーの距離は140ヤードも違いましたが、フォロー風でもアゲンスト風でも、スイングする時はパターを打つような感じでスイングを心がけました。
ティショット(ドライバーショット)は飛距離が出た方がアドバンテージがあるとは思いますが、ことリンクスにおいてはその常識が通用しません。ティショットでフェアウェイキープる極意は、何か特別なことをしなくても低い球が打てるドライバーを使うこと、そしてボールをそっとフェアウェイに運ぶ意識でスイングすることではないかと超私的に思っています。
もちろん、過酷なリンクスでのプレーと日本のゴルフ場でのプレーとでは条件が大きくことなります。ただし、フェアウェイの幅に関しては、赤羽もアイルランドのリンクスでも同じです。誤解を恐れずに言えば、赤羽で低い弾道でフェアウェイキープできるショットがちゃんと打てれば、リンクスでもフェアウェイキープできます。
ゴルフは確率のゲームです。
ゴルファーによって求めるプレースタイルは異なると思いますが、フェアウェイキープを第一に考えるならば、ドライバーは短くて、シャフトやグリップの重量が重い方がスイング軌道が安定し、左右曲がりづらい弾道が打ちやすいです。
ご好評をいただいております短尺スチールシャフトは只今欠品しております。今しばらく、入荷をお待ちいただけますと幸いです。
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