マーク金井blog

2024年09月02日超私的な考察  パターにもロフト角が必要な理由とは!?

 

 

8月が終わり、9月に入っても早朝ゴルフを欠かしません。今日も朝3時45分に起きて、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホール。昨日までの雨の影響でフェアウェイは至る所が泥濘んでいましたが、高麗グリーンはgoodコンディション。ベントに比べると高麗は暑さと湿気に強いこともあって、この異常気象をものともしてませんでした。

 

 

ベントグリーンに比べると高麗グリーンは日本の気候に適していますが、なぜかゴルファーの間には人気がありません。芝目が強い、転がりづらいというのは不人気な理由ですが、超私的には高麗グリーンはまったく苦にならないです。高麗でプレーする機会が多いというのもありますが、高麗に適したパターを使っているからです。

 

 

 

高麗グリーンでプレーする時は自ら設計したハイロフトパター、ロフト角9度を使い、ベントグリーンではロフト角7度を使っています。

 

 

 

市販のパターのロフト角は3度前後がほとんどなことを考えると、ロフト9度というのは通常のパターよりもかなりロフト角が多いです。

 

 

 

ちなみに、パターのロフト角は10度以下とルールで定められているので、9度というのはルール上限のロフト角です。

 

 

 

さて、このパターのロフト角。

 

 

 

アナライズのハイロフトパターは異なる金型で、ロフト角5度、7度、9度をラインアップしています。同じヘッドでロフト角がことなるパターを3種類出しているわけですが、これには理由があります。

 

 

ひとつはボールはグリーンの芝に少し沈んでおり、なおかつグリーン面というのは凸凹していることです。パッティングにおいても打ち出し直後にボールを少しキャリーさせた方が、直進性が良くなることを考えると、、、、ロフト角がある程度必要です。

 

 

どれぐらいロフト角が必要なのかは、グリーンコンディションによって変わりますが、高麗グリーンのように芝が立っている場合はロフト角が多く、キャリーを多めに出した方が直進性が良くなります。

 

 

もう一つの理由はハンドファーストに打つにはロフト角が必要だからです。

 

 

ハンドファーストで打つとインパクト時にロフト角が減ります。もしもロフト角3度のパターでハンドファーストでインパクトを迎えると、インパクト時のロフト角0度、もしくはマイナスになる可能性があります。対して、ロフト角が5度以上あれば、ハンドファーストにインパクトしても、インパクトロフトは3度以上保つことができるのです。

 

 

 

超私的には、アイアンやウエッジと同じく、パターにおいてもハンドファーストの状態でインパクトを迎えた方が、手首が余計な動きをするのを防げ、ストロークの軌道が安定すると思っています。ハンドファーストの度合いというのは個人差があることを考慮して、アナライズのハイロフトパターは、5度、7度、9度をラインアップしているのです。

 

 

パターの名手、D・ストックトンも自著「無意識のパッティング」(青春新書)でも、フェースのロフトが十分あるパターを使い、インパクト時にロフトがある程度保たれるようにするべきだと、、、述べています。

 

 

パターメーカーの多くは何種類ものヘッドをラインアップしていますが、ロフト角のバリエーションについてはラインアップを控えています。別言すれば、ヘッド形状にはこだわっても、ロフト角についてはこだわってないのでしょう。

 

 

パターのロフト角について言及するならば、今のところロフト角が多いパターというのはオルタナティブな提案です。

 

 

オルタナティブな提案ではありますが、ハイロフトパターを打っていただければ、、、パターもロフト角を選べた方がイメージ通りのパッティングをしやすいことを体感していだだけると思っています。

 

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今回紹介したハイロフトパターはこちらから購入できます。

http://www.analyze2005.com/store/?p=13016

 


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