今週の月曜日と火曜日、北九州エリアのゴルフ場にて18ホールプレーしてきました。月曜日は若松ゴルフ倶楽部、火曜日は門司ゴルフ倶楽部。どちらも名匠、上田治による設計ですが、若松はベントグリーンで、門司は高麗グリーンです。
国内のゴルフ場はベントグリーンが多いですが、暑さに圧倒的に強いのは高麗。実際、門司の方がグリーンの芝は暑さにめげず活き活きとしてました。
クラブセッティングはいつも通りで、ドライバーは短尺スチールとカーボンシャフトの二刀流。5Wとアイアン、そしてウエッジ。パターは自ら設計したアナライズのハイロフトパターです。
ハイロフトパターは、5度、7度、9度と3つのロフトをラインアップしていますが、今回、九州に持ち込んだのは7度です。一般的なパターのロフト角3~4度ですので、それに比べると常識外れにロフトが付いています。
さて、このパターのロフト角。ドライバーやアイアンがそうであるように、パターにおいてもロフト角が多くなると、キャリーが出やすくなります。パッティングにはキャリーが必要ないという考え方もありますが、超私的には少しキャリーが出た方が転がりが安定すると思っています。
なぜなら、グリーン上のボールは芝に沈んでいます。少しキャリーが出た方が打ち出し直後に芝の影響を受けづらくなる分だけ直進性が高い転がりが得られるからです。加えて、ロフト角が多いほど打ち出し直後にバックスピンが入り、転がり過ぎるのを防げます。超私的には転がり過ぎない方が、インパクトが緩むミスが防げると思っているので、ロフト角が多いパターを使っているのです。
そして、ロフト角が多いほどインパクトで「フェースにボールが乗る」という感覚が手に伝わり、その感覚は打感の良さにもつながっています。今回の九州遠征の時も、ハイロフトパターを試打した同伴競技者はこぞって「打感が良い」と感想をいただきました。
パターの打感というと、フェーズの素材やフェース表面のミーリング(削り)が影響してきますが、意外なことにロフト角も少なからず影響するのです。
打感が良いから良いパッティングができるとは限りませんが、手に心地良い打感が伝わる方がスムーズなストロークがしやすいでしょう。
大手メーカーのパターは示し合わせたようにロフト角が3~4度となっています。物理的な側面からそうなったのだと思いますが、超私的にはパターであってもロフト角の選択肢があった方が、ゴルファーにとって本当に必要なパターを手にすることができると思ってます。
好評をいただいてますハイロフトパターはこちらから購入できます。
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