先週の日曜日は北海道、旭川にてアナライズセミナーを実施。TUCゴルフラボのオープン記念のイベントとして、ゴルファーのスイングが大型ヘッドと相性が良いのかどうかを診断、そしてヘッド慣性モーメントが巨大なドライバーを上手く使いこなすスイングとはどんあものかをレクチャーしてきました。
セミナーの翌日、月曜日は富良野にてスノボ。早朝スノボと同じくサクッと2時間ほど滑り、北海道ならではのパウダースノーを堪能してきました。
今年発売されるドライバーはいずれも慣性モーメントの大きさを強くアピールしています。テーラーメイドとピンはヘッドの慣性モーメントが1万gcm2(数値は横方向と縦方向を合算したもの)と謳っています。
確かに慣性モーメントが大きくなるほどにミスヒットした時、ヘッドの挙動がブレづらくなり、飛距離、方向性が安定します。芯を外した時でも飛距離が落ちづらく、左右の曲がりを押さえることができます。
ただし、慣性モーメントが巨大になるのはメリットばかりではありません。
慣性モーメントの数値を上げるためには、重心(スイートポット)位置がシャフトの軸線から遠ざかります。偏重心の度合いが増してきます。加えて、メーカーはあまり表立ってアナウンスしてませんがヘッド重量が重くなります(重くしないと慣性モーメントの数値が上がらない)。
なので、多くのゴルファーは慣性モーメントが巨大なドライバーを振ると、慣性モーメントが小さいドライバーに比べると、振りづらく感じたり、ヘッドスピードが上がりづらくなるのです。
アナライズには、ヘッドが巨大なアイアン(XLアイアン)がありますが、これの慣性モーメントは1万gcm2をはるかに上回っており、これを振ると慣性モーメントの大きさがゴルファーにどんな影響を与えるのかを如実に知ることができます。
ゴルフは物理です。
慣性モーメントが巨大なドライバーを上手く使いこなせるかどうかは、このXLアイアンを振ることで即座に分かります。アナライズセミナーでは、このXLアイアンだけでなく、自分のスイングがどんなタイプなのかをチェックする器具を多数用意しております。
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https://www.analyze2005.com/seminar/no88_0212