今週は火曜日、木曜日、そして今日、金曜日と赤羽ゴルフ倶楽部にて9ホールプレーをしてきました。日照時間が短いこともあって、早朝は朝6時過ぎまで暗く、夕方は午後4時過ぎると一気に暗くなり、冬がもうそこまでやってきていることを実感できます。
赤羽は高麗の2グリーンですが、冬が近づくにつれてグリーンの転がりがスムーズになり、ベントと同じかそれ以上速くなってきます。おかげで下りのラインを残すとカップ際でボールが止まりそうになってから、スルスルと転がりグリーンからはみ出ることもしばしばあります。
さて、冬場になるとお約束のように話題に上がるのが「冬専用のクラブ」を用意すべきかについてです。
少し前のブログで高梨さんも書かれましたが、
冬場は重ね着をするので夏場のように身体が動きづらい。だから、ドライバーならば、クラブを短くして重たくする・フレックスを落とすのが良いとされています。実際、マーク金井のも冬用のドライバーを求めるゴルファーには、このようなアドバイスをしています。
そして、この冬用ドライバーというのは、実はドライバーを苦手にしているゴルファーには冬に限らずオールシーズンを通してお勧めしています。
具体的に言うと、長さは43~43.5インチ、シャフト重量は60~100グラム。フレックスはレギュラー(R)です。
43~43.5インチにすれば通常のドライバーよりも約2インチ短くなるので、シャフトを重くしても振りづらくなりません。また、フレックスを少し軟らかくすることで、短くなってもシャフトのしなりを感じやすくなるからです。
加えて、この長さというのは3Wとほぼ同じ長さ。
今平周吾プロは3wでティショットしてツアーに勝ちましたが、ドライバーを3Wとほぼ同じ長さにするということは3Wでティショットを打つのと同じことになるのです。
たかが2インチと思うかも知れませんが、アイアンに例えるならば2インチというのは5番アイアンと9番アイアンとの長さの違いと同じ。2インチというのはアドレスした時に、かなり長さが異なりますし、2インチ短い方がミート率が良くなり、なおかつ振りやすくなるのです。
冬用ドライバーというのは、言葉を換えればスコアリング(フェアウェイキープ)しやすいドライバーでもあるのです。
10日ほど前、X(Twitter)にUSAのプロゴルファーが長短ドライバーでの実打比較をポストしてましたが、ここでも短い方が明らかに左右の曲がりが軽減しているデータがアップされてました。短いシャフトの方は飛ばないですが、その差は3ヤードほどです。
飛距離が出た方がスコアメイクしやすいという考え方を否定するわけではありませんが、ドライバーを苦手にしているのであれば、シャフトを短くすることは大いにありです。超私的には3Wでティショットを打つよりは、3Wの長さにしたドライバー方がフェースが大きい分だけやさしいし、アドレス時の安心感もあります。
ゴルフは確率のゲームです。
確率を考えるならば、冬場だけでなくオールシーズンを通してドライバーの長さを短くした方が臨んだ結果を得やすいでしょう。
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