一昨日の水曜日、ブリヂストンゴルフの新製品試打ラウンドに参加してきました。スタート前にエアコンが効いたミーティングルームにて、新作ボールとなるツアーB JGR、新作ドライバーとなるB1ST、B2HT、Bリミテッド B1LS、そして新作シューズのプレゼンを受け、その後、練習場にてトラックマンを用いてクラブフィッティングを受けてきました。
スタート前には同社契約の宮里聖志プロ、宮里藍プロのデモンストレーションを間近で拝見し、コースにて新製品をじっくりと試してきました。ちなみにマーク金井がチョイスしたドライバーはBリミテッドB1LS。シャフトはフジクラの新作、スピーダーNXブラック(5S)です。
BリミテッドB1LSは3モデルの中でももっともボールが上がりづらいタイプですが、これをチョイスしたのは求めた弾道が打てたから。超私的には弾道が低く、ランが出やすいドライバーの方が風に強い球が打ちやすく、そしてフェアウェイキープしやすいからです。
クラブ、ボール、そしてシューズと盛りだくさんな試打ラウンド(9ホールプレー)となりましたが、改めて感じたのはボールが飛距離に及ぼす影響です。
普段はブリヂストンのツアーBX(スピン系ボール)を使ってますが、これと比較するとJGR(ディスタンス系ボール)の方がドライバー、アイアンとも飛距離が伸びてます。体感的にはドライバーは3~5ヤード、アイアンは7~10ヤードぐらいは飛びます。
加えて、30ヤード以内のアプローチに関しては、ツアーBXよりも1割ぐらい飛んでしまいます、、、、。
では、なぜツアーBXよりもJGRの方が飛距離が伸びるのか?
結論から先に言うと、スピン量が減るからです。
ボールの飛びっぷりというのは初速、スピン量、打ち出し角でほぼ決まります。この3要素の内、初速というのはルールで制限されていますが、それ以外はルールの制限はありません。
JGRに関して言えば、ディスタンス系の中では初速が出やすく、そしてスピン量がツアーBX(スピン系ボール)よりも少ない。マーク金井の場合、ドライバーのヘッドスピードが41m/sとそれほど速くないこともあって、JGRの方が、ドライバー、アイアンとも初速とスピン量のバランスが良くなる分だけ、飛距離が伸びたのです。
もちろんJGRは誰が打っても飛ぶとは限りません。ツアーBXの方が飛ぶ人もいますが、アマチュアの平均的なヘッドスピード(ドライバーで38~43m/s)ぐらいだと、ツアーBXよりもJGRの方が飛ぶ可能性が非常に高いです。
特に、7番アイアンより下の番手 い関しては、JGRはツアーBよりもスピン量が明らかに減る分だけ、キャリー、ランの両方とも距離が伸びてきます。
JGRに関してはYouTubeのオルタナゴルフでも解説してますので、詳しくはこちらをご覧いただければ幸いです。
ちなみに、ツアーB JGRよりもさらにスピンを減らせるボールもブリヂストンではラインアップしてます。そちらについても近々YouTubeにアップ致します。
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