マーク金井blog

2023年05月24日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話 【距離感の源】とは

 

持病のヘルニアが良くなってきたので、今年はパッティング練習をよくしている。一応、ショートコースの本グリーンでの練習だが、カップインさせる意識はほとんど持っていない。狙ったラインにボールを乗せ、カップギリギリで止める。つまり、距離感を養うための反復練習が主である。カップインを狙ってしまうと想定よりも強く打ってしまっても、入ったのだからOKとなりがちだからだ。

 

 

 

また、想定よりも「球足が伸びる」パターも使わない。

 

 

 

ボールが止まりそうで止まらない「もうひと伸び」を感じさせる転がりのいいパターは、一見“よいパター”であるように思えるが、実はそうともいえない。なぜなら、ショートした時にもうひと転がりしてくれるパターは、オーバーした時にさらに転がっていってしまうパターでもあるからだ。ショートした時だけにもうひと伸び機能が発動してくれる「都合のいい」パターは、残念ながら存在しないのである。

 

 

 

 

マーク金井も常に、「転がりのよいパターと入るパターは違う」、「転がりがいいのと距
離感が合うのとは別」と言っている。

 

 

 

 

転がりがよく、想定よりも球足が伸びるパターを手にし、大オーバーのパットを経験して
しまうと、“インパクトを緩めて”ボールを飛ばさないように調節してしまう。これがよくないというのである。「インパクトを緩めて距離を調節する方法ももちろんありますが、結果が一定になりにくい難しさがあります。力加減、フェースの向きともに不安定となりやすいのです」(マーク金井)

 

 

 

 

過度に転がり過ぎないパターを使っていれば、ショートしがちの日はしっかりと打つよう
にすればいい。インパクトを強める方向の調節のほうが、フェースの向きが変わりにくい
というメリットがあるのだと、マーク金井はいう。

 

 

 

では、距離感がぴったりのパターを選ぶにはどうすればいいのか?

 

 

 

マーク金井がお勧めするのはコースにプレーに行った際に、練習グリーンで「1メートル」{5メートル」「15メートル」の距離を打ち分けてみることだ(距離設定は任意)。

 

 

ショート、ミドル、ロングパットの距離感で、だいたいぴったりの距離感で打てるパター
を探す。目的は、どんなパターがイメージよりも転がってしまうのか? ショート目にな
ってしまうのか?を見極めることである。

 

 

 

距離感の生み出す源はどこにあるのか、ゴルファーならばきっとご存知のはずである。5番アイアンと7番アイアンは何が違うのか?と考えてみていただきたい。もちろん長さなどいろいろ違いがあるが、基本的には「ロフト」で距離を決定している。

 

 

 

パターの距離感も実は同じだ。

 

 

 

 

 

 

同じ長さ、同じヘッド重量、同じグリップ、同じヘッド形状で「ロフトだけが違う」パタ
ーを打ってみれば、そのことに気がつくことができる。もっとも、そんなロフト比べがで
きるパターシリーズはゴルフ市場には存在していない。だからマーク金井は、オリジナル
で3ロフトのパターを作ったのである。

 

 

5度
7度
9度

 

 

 

どのロフトを選べば、狙った距離感で打てるのかはゴルファーによる、という。この検証
はゴルフショップのパターマットなどではできないことである。アナライズで3ロフトパ
ターを1セットとして販売するのも、じっくり時間をかけて、実際のグリーン上でゴルフ
ァー自身が「自分に合う」ロフトを選んでほしいからである。

 

 

 

ロフトによる転がりの違いを知っておけば、プレーするコースのグリーンコンディション
にも対応ができる。たとえば、高速グリーンや冬場など、いつもの距離感でオーバーしが
ちな状況ではロフト多めを。高麗グリーンやソフトなグリーンなどショートしがちな環境
ならば、ロフト少なめをチョイスすればいい。今日使うパター(ロフト)は、練習グリー
ンで決める。そういうことも3ロフトパターならば可能なのである。

 

 

距離感がぴったりのモデル(ロフト)は、一本とは限らない。

 

 

 

グリーンコンディションによって使用ロフトが変わってくるのは当然。同じ形状で「ロフトだけが違う」パターを3本持っている者だけが理解できる、新しい感覚であり特権である。

 

 

 

関連動画はこちらです。

 

ハイロフトパターはこちらから購入できます。

http://www.analyze2005.com/store/?p=13016

 

 


カテゴリー 未分類

コメントは受け付けていません。