「真面目にゴルフに取り組むアマチュアの役に立ちたい」
先日、ようやく自分がやりたいことが明確になってきた、とマーク金井が言っていた。オリジナルクラブを作ったり、セミナーを開いたり、Youtube動画を配信したり、オンラインサロンを開設したりしているのも、すべてはそこに繋がっている。
話を聞いていて「真面目」とはいったい何だろうな?と少し思った。
真面目に、一生懸命にゴルフに向き合っていても生涯100を切れない人が半分近くいるという。シングルになれる割合は5%以下とも。それぞれの割合は、ゴルフクラブがここまで進化した現代でも、パーシモンドライバーだった80年代でもあまり変わらないという。
きっと、多くのアマチュアゴルファーは「真面目」に取り組む方法が違うんだろうな、と思った。
マーク金井は先日30年前にメンバーだったゴルフ場に行ってきたそうだが、その当時のベストスコアは「78」、30年ぶりのラウンドでは「75」だったという。64歳にしてポンっとコースベストが出るのだから、年をとってもゴルフは上手くなれるということだ。我々が諦める必要はない。
では、なぜマーク金井はエージシュートを出したり、還暦過ぎて以降もどんどんいいスコアが出せるようになっているのだろうか。
ビバ、短尺スチールドライバーを使っているから? それも少しあるだろうが、たぶんそれは主たる要因ではない。一番の上達要因は「継続力」があるからだ。
・一日2万歩を目安に、とにかく歩く。
・歩くために早朝や薄暮プレーを積極的に入れる。
・スタジオでの練習器具を使った素振りは毎日欠かさない。
・スポンジボール打ちも毎日欠かさない。
マーク金井のSNSをフォローしていれば、出張ではない限り上記を欠かさずやっていることに気が付くはずである。このクラブにしたから、突然エージシュートが出た!わけではないのである。道具に関しては新製品テスト以外ではむしろ変えないタイプ。とくにアイアン、ウェッジ、ボールはここ数年まったく変えていない。
・性格的に反復するのが好き。
・自分のイメージと実際の動きがズレてしまうのが嫌。
それがマーク金井の「継続力」の源になっているそうだ。とくにイメージと動きのズレはチェックする間隔が開くほど修正するのに時間がかかるという。だから、なるべく毎日同じ練習を繰り返し、その姿をまったく同じ画角(同じ距離・角度)で撮影してチェックするのだ。
大事なことは、現状を知り、上達につながる正しい知識(方法)を持つこと。
そして継続して取り組むこと。一回できても、チェック(現状確認)を怠らないこと。そういうことをやっているから、どんどん上手くなる。こういうのを「真面目」というのではないかな、と思った(笑) 笑い事ではなく、毎日同じことをやることが、実は最も真似できないことなのだ。
もちろん、間違ったことを「反復」しても意味がない。最初はセミナーなどの「座学」から、やるべきことを正しく理解することが必要だろう。
(書き手/高梨祥明)
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