お店じゃ教えてくれないシャフト選びのウソ・ホント
土曜日、日曜日にしっかり雨が降ったこともあり、赤羽ゴルフ倶楽部のフェアウェイ、グリーンは一気に緑になりました。高麗芝のグリーンは日に日に芝先が硬くなり始め、高麗ならではの手強い転がりになりつつあります。
そんな中、昨日(火曜日)の赤羽薄暮ではドライバーは二刀流。短尺スチールが装着されたFTツアー(キャロウェイ)と、米国仕様のベンタスレッドを装着した初代バーナーTP(テーラーメイド)をホールによって使い分けました。
ベンタスレッドのフレックスはRですが振動数は247cpm。50グラム台のRシャフトとしては硬めです。一般的には米国仕様のRは日本仕様のSとほぼ同じ硬さのことが多いですが、今回もその通説が当てはまっています。
さて、このシャフトのフレックス表記。ご存じの人も多いかと思いますが、シャフトの硬さに統一基準はありません。
モデルによって硬さはまちまちで、Sと表記されているシャフトなのにRだと感じるぐらい軟らかいモノもあれば、RなのにSと感じるぐらい硬いシャフトもあったります。そして、純正シャフトの硬さに関して言えば、この30年間で明らかに軟弱化しています。
例えば、1993年に発売されたセイコーSヤードt301のRシャフトの振動数は250cpm。
対して、2023年に発売されたドライバーの純正シャフトのSシャフトの振動数の平均は240~250cpm。
振動数だけで硬さが決まるわけではありませんが、実際に振り比べてみてもSヤードのRシャフトの方が、今どきの純正Sシャフトよりも少し硬く感じます。
では、なぜ純正シャフトは軟弱化してきたのか?
ひとつはゴルフファーの高齢化でしょう。
高齢化に対応すべく、シャフトを少し軟らかくすることで使い勝手が良くなる配慮がなされていることが考えられます。過ぎたるは及ばざるがごとしですが、オーバースペックのシャフトを使うと、切り返しで力みが発生したり、タイミングが取りづらくなるからです。
そして、もうひとつの理由はゴルファーへの忖度ではないかと超私的に思っています。
どんな忖度なのかは推して知るべしかと思いますので、ここでは書くのを控えます。リクエストがあれば、、、近々、YouTubeにてお話させていただきます。
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