100ヤード何番で狙っていますか?
月曜日は薄暮、火曜日は早朝にて担ぎセルフの9ホールプレー。短尺スチールドライバーを含めた7本に加え、この2日間はキャロウェイのC4、テーラーメイドのバーナーTPを持ち込んで回ってきました。
どちらもヤングタイマーなドライバーで、C4は2002年発売、バーナーTPは2008年発売。中古ショップで運良く見つけることができれば、それこそ1万円を大きく下回る価格で手に入れることができます。
どちらも15年以上前のドライバーで、C4はフルカーボン、バーナーTPはフルチタン。素材はまったく異なりますが、共通点があります。
ソールを観ていただくと分かりますが、どちらも極めてシンプルな作りです。
シャフトを脱着するための穴(ネジ)は付いてませんし、調整機能のウエートも配されてません。ソールの形状は素っ気ないほどツルッとしています。ちなみに、同時代のドライバーも、ほぼ同じ。ソールにはモデル名、メーカー名のロゴが入っているぐらいです。
対して、今どきのドライバーはどうでしょう。
シャフトをネジ止めするカチャカチャ式は当たり前になっていますし、ソールには調整機能のウエートが配されるモデルが非常に多くなりました。15年前と同じようなシンプルなソールのドライバーは少数派です。
ドライバーは1~2年サイクルでモデルチェンジがなされてます。どのモデルも進化の証として飛距離アップと寛容性(やさしさ)が向上したことをアピールしていますが、
超私的に違いを感じるのが弾道調整機能(付加機能)ではないかと思います。
弾道調整機能というのは便利な機能です。設計の素晴らしさもさることながら、技術進化、製造進化によってなし得たわけですが、調整機能はメリットばかりではありません。
調整機能を使えば使うほど、見た目(ヘッド形状)と弾道が一致しづらくなるからです。
加えて、可動ウエートで重心位置を変えると、スイートスポット位置がフェースセンターから少しズレてきます。これもまた、見た目と性能の不一致を招くことになってしまいます。
昔のドライバーも今のドライバーも性能は変らないなんて言う気は毛頭ありませんが、超私的には、見た目と弾道が一致するドライバー、フェースの中央にスイートスポットがちゃんとあるドライバーの方が弾道がイメージしやすく、かつ芯で捕らえるのがやさしいのではないかと思っています。
ヤングタイマーなドライバーの方が飛ぶわけではありませんが、マーク金井がヤングタイマーを使うのは、シンプルな構造、そして見た目と弾道が一致する点が気に入っているからです。
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