マーク金井のヤングタイマーシリーズ
月曜日は久しぶりに栃木県下のゴルフ場、皆川城カントリークラブで18ホールプレーしてきました。ここをプレーするのは2度目で、最初にプレーしたのは今から30年ぐらい前のこと。ある競技会の予選でプレーしました。
10番ホールからのスタートし、出だしでラッキーなバーディー。前半はノーボギーでプレーを終えました。後半のアウトは出だしでセカンドショットをオーバーし、2メートルのパーパットを外してボギー。3ボギー、1バーディーでトータル1オーバー。スタート前に3オーバーを目標にしてたので、今回は楽に目標をクリアです。
○ーーーーーーーー 35
122222122 16
△ーーー○ー△ー△ 38
22221 222 17
ボギーが3つありますが、いずれもグリーンを狙うクラブはショートアイアンではありません。1番は185ヤードをUTで打ってグリーン右奥に外し、7番は160ヤードをドライバーで打ってグリーン奥のラフ、9番はフェアウェイバンカーから160ヤードを7番で打ってサブグリーンにオンという感じでボギーオンからの2パットでボギーでした。
逆に、125ヤード以下(9番以下)の距離はすべてグリーンを捕らえるか、グリーンエッジにボールを運べ、そこから2パット(もくしくは1パット)です。グリーンを捕らえたショットはすべてピンまで10ヤード以内でした。
ショートアイアンの精度が高いことが好スコアにつながっているのですが、これには理由があります。
結論から先に言うと、ショートアイアンでは絶対にフルショットしてません。
パターでフルショットしないのと同じで、ショートアイアンを手にした時はパターを打つ時のような感覚で打ってます。
例えば、残り100ヤードならば迷わずPW。PWでフルショットするキャリーが110ヤード出ますが、110ヤードを打つ事はまずしません。ショートアイアンをフルショットするためのクラブではないと位置付けているからです。超私的にはコントロールショットをした方が、ヘッドの入射角が安定し、なおかつスピン量も安定します。結果、前後のミスが出づらいからです。
対して、アマチュアゴルファーのスイングを観察すると、ショートアイアンやウエッジを手にしていてもフルショットをする人が多く見受けられます。そして、ショートアイアンやウエッジでドライバーを打つかのようにフルスイングしている人ほど、ショートアイアンの精度が悪いように見受けられます。
また、ショートアインやウエッジでミスが多い人を見ていると、クラブが持つ最大飛距離を前提にしてクラブを選択し、ショットに臨んでいます。誤解を恐れず言えば、ショートアイアン、ウエッジというクラブを持った時も、「ボールを遠くへ飛ばさないと気がすまない」という感覚でスイングしているのです。
パターで最大飛距離を打つゴルファーはいません。
打つべき距離が決まっているのですから、そんなことをする必要がないからです。超私的には、パターと同じように、ウエッジやショートアイアンも最大飛距離を打つためのクラブではないと思っています。そう考えるようになってから、練習ではフルショットよりもコントロールショットの時間を増やすようになり、コースでもコントロールショットを多用しています。
どんなクラブを手にしても飛距離が出た方がスコアメイクのアドバンテージが取れるわけではありません。特に、ショートアイアンとウエッジはフルショットしない方が、距離感、方向性が安定してくるクラブだと思っています。
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