人気のワークマンです
今週は新製品(ゴルフクラブ)記者発表が立て続けに3つあります。水曜日はテーラーメイドとピンの記者発表があり、テーラーメイドは2代目のとなるステルス2、ピンはG430シリーズの派生モデルとしてG430HLをラインアップに加えてきました。そして、今日(金曜日)はキャロウェイの記者発表。先週、PGAツアーで逆転優勝したJ・ラームが使っているパラダイムのお披露目があります。
この他にもSNSで画像がアップされていますが、コブラも新作ドライバーが登場。米国メーカー4社がほぼ時を同じくして新作ドライバーを市場投入することが決まっています。
マーク金井が今のところ試打したのはG430HLだけですが、このドライバーでいきなり260ヤード超えを連発。トラックマンでの計測はしょっちゅうやってますが、普段使っているドライバーと比べると確実に飛んでますし、エースドライバーであるG430LSTよりも10ヤード近く飛距離が伸びました。
この20有余年、大手クラブメーカー(特にテーラーメイドとキャロウェイ)の多くは毎年、新作ドライバーを出してきます。そして、当たり前と言えば当たり前ですが、
新製品は従来製品よりも飛距離性能が向上しているとアナウンスします。
もちろん、公式アナウンスなわけですから飛距離性能が上がったことのエビデンスがあるのは間違いありません。エビデンスがなくて「飛び性能がアップ」といメーカーは皆無だと思います。
その一方で、ゴルフクラブには規制があります。例えば、フェースの反発係数はこれ以上は違反と定められてますし、慣性モーメントの数値やクラブの長さについてもルールによって制限がかかっています。
加えて、ゴルフクラブを乱暴に抽象化すると、、、、
ゴルフボールを打つために作られた棒であり、この棒には自動車のように動力(エンジン)は付いてません。これまた説明するまでもなく、動力(エンジン)はあくまで人間です。
動力(エンジン)は人間だと考えると、ゴルフクラブに一番類似するプロダクトというのは、自動車やオートバイではなくて自転車ではないかと超私的に思っています。
自転車はママチャリに始まって、マウンテンバイク、ロードレーサー、そして競輪選手が乗っているピスト(競技用自転車)があります。そして、最近では動力(モーター)が搭載されたアシスト自転車もありますが、自転車は自分で漕ぐことで前に進む乗り物。速度を生み出すのに必要なのは人間のパワーです。
ママチャリよりもピストの方がスピードは出しやすいですが、それは車体が軽く、エネルギーの伝達効率が高いからです。ピストはスピードを出しやすいと行っても、人間がペダルを漕がない限りスピードは出ません。
察しのいい人はもうお分かりでしょう。
ゴルフクラブはモデルチェンジによってピストに近いモデルが増えてきてますが、どれだけ進化しても、動力(エンジン)は搭載されることはないのです。
プロゴルファーはそれが分っているから、身体を鍛え上げ自分のエンジンを大きくしています。そして、超私的なことを申し上げると、ゴルフクラブが進化すればするほど自転車のピストに近づき、プロゴルファーは競輪選手に近づくような気がしています。その証拠と言っては何ですが、昔に比べると、今どきのツアープロは明らかにフィジカルが強くなっています。デシャンボーしかり、ラームしかりケプカしかり、、、、。
自転車がそうであるようにゴルフクラブもエネルギーロスが少ないクラブが次々と登場してきてます。エネルギーロスを減らせると飛距離を稼ぎやすくなるのは紛れもない事実ですが、動力(エンジン)はあくまで人間であることには変わりないのです。
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