2022年も残すところ1週間余りとなりました。このブログがアップされる頃、マーク金井はガーラ湯沢にて今シーズンの初滑りをサクッと終え、帰りの新幹線で仮眠の真っ最中かと思います。
今年、衝動買いしたドライバーは9本ですが、打ち分けは新製品が5本で、マークダウン品が1本、そして中古品が3本。中古クラブはいずれもスペア用です。ちなみに、新製品に関しては3本は手元に残ってますが、2本は断捨離しました。
2023年も年明け早々から新製品が登場してきます。テーラーメイド、キャロウェイを筆頭に大手メーカーはこぞってモデルチェンジしたドライバーを出してくるかと思いますが、超私的に予想するならば、これまで以上に飛距離に特化してくると思われます。
アマチュアゴルファーの多くが飛距離に悩んでいるからですが、実は、新たな要素が加わって飛距離を求めることに拍車がかかると思っているからです。
ゴルファーの高齢化によって「クラブで飛ばしたい」という人が多いというのもありますが、シニアゴルファーだけでなく、年齢に関係なく今まで以上に飛距離を求めるようになるお膳立てが登場してきたからです。
では、そのお膳立てとは何か?
ゴルフショップの試打スペースには弾道計測器が設置されています。これによりボールを打った直後に飛距離が生々しく表示され、ゴルファーは飛距離がクラブ選びの重要な判断材料となりました。
そして、飛距離を求めるお膳立てとして急激に普及しているのがトップトレーサーが完備した練習場、「トップトレーサー・レンジ」です。
従来の打ちっ放し練習場は目視で飛距離を確認してきたのに対して、「トップトレーサー・レンジ」は目視ではなく、練習場の屋根または天井に設置されたカメラによって、各打席から打ったボールの飛距離、弾道、ボールスピードを計測してくれます。
別言すれば、ショップで弾道計測器を使って試打した時と同じことを(もしくはそれ以上のことを)、練習場で体験することができるのです。
察しのいい人はもうお分かりでしょう。
飛距離という数字を見れば、その数字を増やしたくなる(飛距離を伸ばしたくなる)というのがゴルファーの性(さが)です。
例えば、ドライバーの飛距離が230ヤードならば、235ヤード、240ヤードという風に、数字を増やすことに躍起になりやすい。真っ直ぐ飛ばすこと、安定して飛ばすことを差し置いても、奇跡の1発が出るクラブが欲しくなる人が増えることはあっても、減ることはないと超私的に思っています。
そうなればクラブメーカーとしては、数字が出るクラブ(飛距離が出るクラブ)を作らない訳にはいきません。これまで以上に1ヤードでも遠くに飛ぶクラブを作ることにエネルギーを注ぐことになり、その結果として考えられるのは、シニア向けだけでなく、一般ゴルファー向けのドライバーも、これまで以上に軽量化が加速してくるでしょう。
もちろん、これはドライバーだけの話ではありません。「トップトレーサー・レンジ」に行けば、すべてのクラブの飛距離が出ます。そうなれば、ドライバーからウエッジに至るまで「飛ぶクラブ」を求めるゴルファーが増え、その期待に応えるためにクラブメーカーはすべてのクラブで飛距離性能を強く謳うモデルを出してくるはずです。
「飛距離の自己ベストを更新」。
マジェスティゴルフの新作モデルのキャッチコピーが、まさにこれからのゴルフクラブの進化の方向を示唆していると思います。
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