買わずにいられないのは ロフトに秘密が
昨日は北風がピューピュー吹く中、荒川河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホールに行ってきました。木枯らし一号かどうか分りませんが、体感的には本格的な冬の到来を感じさせる風。この風が吹くといよいよスノボシーズン到来です。
スタートからホールアウトするまでの風速は6~8mぐらいでした。アゲンスト(向かい風)とフォロー(追い風)でのドライバーの飛距離差は50ヤードほど。アイアンの番手もアゲンストとフォローとでは2~4番手ぐらい変る感じです。
これぐらいの風だと、マーク金井の場合、フォロー風だと9番で140ヤード、アゲンスト風だと7番で125ヤードぐらいの感じでクラブを選択してます。
そして、風が強く日で難易度が増すのがフォロー風でのアプローチ。スピンがほどけてしまうので、SWはまず使いません。砲台グリーンの下から打つ時も、7番アイアンかR25(ランニングウエッジ)で砲台の手前から転がすショットを選択します。
さて、この北風が強く吹く日のプレー。
風の影響を受けないように打とうとか、意図的に低い球を打とうとする人が少なからずいますが、マーク金井はそのような難易度が高くなるようなことはしません。風の影響を減らしたいと思う時は、打ち方ではなくクラブを変えてショットに臨みます。
では、どんなクラブが風の影響を受けづらいのか?
アゲンスト風に弱い(風の影響を受けやすいのは)、高い打ち出し角でスピン量が多い弾道です。別言すれば、低い打ち出せて、スピン量が少ない弾道が打ちやすいクラブこそが、風の影響を受けづらいクラブです。
・打ち出し角を低くなるのは、ロフト角が少ないこととクラブが短いこと。
・スピン量が少なくなるのは、ロフト角が少ないこととクラブが短いこと。
この2つの要素を一番満たすクラブはパターです。
説明するまでもありませんが、パターが一番長さが短いですし、ロフト角も一番少ないです。ただし、パターは転がすのには適していますが、ボールを遠くに飛ばすのには適していません。
パターの次に風の影響を受けづらいのは、ドライバーです。
ドライバーのロフト角はパターの次に少ないからです。ただし、クラブは長いので、ティアップしてボールが上がりやすい状態で打つと、打ち方によってはスピン量が増えてしまいます。ドライバーでスピン量が少ない弾道を打つコツは、クラブを短く持つことと、ヘッドスピードを落とすことです。
マーク金井はパー3でドライバーを使いますが、ドライバーで100ヤードのキャリーを打とうとすると(ヘッドスピードを落とすと)、弾道が低くなるのに加えて、スピン量も減ります(その結果、ランが多く出ます)。かなり強い風が吹いても、風の影響をほとんど受けません。
ドライバー以外のクラブで風の影響を減らすコツも同じです。例えば、7番アイアンを手にしたら9番アイアンの長さまで短く持ち、9番アイアンの距離を打つつもりでスイングしてみて下さい。他はいつもと同じ打ち方(低く抑えようとしなくても)、打ち出し角は低くなりスピン量も減ります。結果、風に強い弾道が打てるのです。
ゴルフは物理です。
風の影響を受けづらいショットを打ちたいならば、とにかくクラブを短く持つことと、普段よりもヘッドスピードを少し落とすこと(距離を欲張らないこと)。7番アイアンを9番アイアンの長さに持って、9番アイアンの距離を打つことを試してみて下さい。低く打とうとするよりも、風の影響を受けづらい弾道が打てるはずです。
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