徹底解剖 後編です!
ゴルフクラブを初めて手にしたのは14歳。ゴルフ歴は今年で50年目を迎えていますが、50年前も現在も変わらないことがあります。
最初に購入したクラブはミズノハーフセット(7本)でしたが、巡り巡って、現在もプレーに使っているクラブの本数は7本に戻りました。もちろん7本以上でプレーすることもあったりしますが、担ぎセルフでプレーする時は7本以上使いません。理由は単純、クラブの本数を増やしたらキャディバッグが重くなって、歩きづらいからです。
50年もゴルフを続けていると色んなことがありましたが、ゴルフクラブに関して言えば、劇的に変わったことが2つあります。
ひとつはドライバーのヘッド体積。
50年前のドライバーは木製でヘッドは大人の握り拳ほどでした。体積は200cm2ほどです。それがメタル、チタンと素材の変化とともに大型化がなされ、今ではルール上限の460cm2が標準です。50年前のドライバーと比較すると2.3倍も大きくなっています。
そして、もうひとつこの50年で劇的に変ったと感じるのは、、、、
アイアンのロフト角です。
・50年前の7番アイアンのロフト角は40度
・20年前の7番アイアンのロフト角は36度
・現在の7番アイアンのロフト角は25~34度
現在のアイアンはモデルによってロフト角の設定が大きく異なりますが、飛び系アイアンでは7番が25~28度となっています。これは50年前のアイアンの3~4番アイアンのロフト角に相当するのです。
もちろん、今どきの飛び系アイアンはロフトが少なくてもボールが上がりやすい用に設計がなされてます。昔の3番アイアンよりははるかにやさしい設計がなされてますが、50年前の7番(ロフト角40度)と比較すると、上がりやすさは50年前のアイアンに軍配が上がります。ロフト角25度とロフト角40度とでは、15度も角度違うわけですから、、、、。
この50年で劇的にゴルフクラブは進化してますが、アマチュア向けアイアンは、飛距離を伸ばすことが最優先されています。アマチュアが飛距離を求めているからだと思いますが、ロフトを立てることに関してはそろそろ限界が近づいてきました。ロフト角が25度を下回ってくると、地面から打った時にボールが上がりづらく、キャリー不足に陥るからです。
ドライバーはルールで460cm2という上限が定められましたが、アイアンのロフト角設定には今のところルールの縛りはありません。ひょうっとしたら、ロフト角20度の7番アイアンが登場する可能性もあるでしょう。
ゴルフクラブはこれからどんな風に進化していくのか?
あと何年ゴルフができるか分りませんが、これからも現役最年長人間試打マシーンとして新旧のゴルフクラブを試打しつつ、そして新旧のゴルフクラブを衝動買いし続けていきたいと思ってます。
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