マーク金井blog

2022年09月14日超私的な観戦記  姫路オープンゴルフフェスティバル2022は藪田梨花が優勝!!

プロは簡単そうに打ってますけど・・・皆さん大丈夫ですか?


先週木曜日

 


先週の日曜日に開催された姫路オープンゴルフフェスティバル2022。2019年に続き第2回目の開催となりましたが、マーク金井小澤美奈瀬プロとでラウンドレポーターとしてお手伝いさせていただきました(第1回大会は二人とも選手として出場)。

 

 

 

姫路オープンは男子プロ、男子シニア、女子プロ、そしてアマチュアの4つのカテゴリーがひとつの組となり、同じティから競技をします。ただし、パーの設定はそれぞれのカテゴリーによって異なり、男子プロはパー68、男子シニアはパー70、女子プロとアマチュアはパー72の設定。同じティからですが、パーの設定を変えることで4つのカテゴリーがほぼ同一条件で戦えるようになっています。

 

 

 

 

優勝に輝いたのは富本虎希プロ(男子レギュラー)とのプレーオフ1ホール目でバーディーを奪った、、、、、

 

 

 

 

藪田梨花プロ!!!!

 

 

 

 

フェアウェイセンターから放ったセカンドショットがピン手前2メートルにオンし、それを見事に沈めて優勝賞金500万円と女子優勝の100万円を手にしました。現在はステップアップツアーを主戦場にしているそうですが、この賞金でトラックマンを購入するそうです。

 

 

 

大会会場となったのは福崎東洋ゴルフ倶楽部。大会に合わせてグリーンが非常に速く、ラフは長く、深く仕上げられてました。ラフに入れると確実にグリーンを狙うショットの難易度が上がり、男子プロでもグリーンに止めることが難しくなるセッティングでした。

 

 

 

 

そんなセッティングで藪田選手が優勝できた要因のひとつがティショットの精度。同組でプレーしていた高崎龍男プロによると「とにかく飛んで曲がらない、フェアウェイキープしまくってます」とのこと。説明するまでもありませんが、いくらラフが手強くてもフェアウェイキープしていれば、ラフはまったく関係ありません。本人曰く、ティショットでラフに入れたのは1度だけだそうです。

 

 

 

 

優勝の決め手となったのは高速グリーンに対応すべく、グリーンを狙う時はピンの手前に乗せることを徹底したそうです。こちらも説明するまでもありませんが、奥に乗せると下りのラインが残り、手前に乗せると上りのラインが残ります。高速グリーンでは上りのラインの方が圧倒的に距離感を合わせやすいです。

 

 

 

 

実際、藪田選手のプレーオフでのセカンドの残り距離は115ヤード。レーザー式計測器ブッシュネルで距離を計測した後、9番アイアンにするかPWにするかでPWを選択。放たれたショットはピンめがけて一直線に打ち出され、狙い通りピン手前2メートルにオンしました。

 

 

 

 

レポーターしてロープ内から藪田選手をウオッチングしましたが、プレーぶりは未勝利選手とは思えません。人生初の優勝争い、人生初のプレーオフにもかかわらず、その一挙手一投足は堂々としたもの。今回の優勝でさらなる自信を深め、さらなる飛躍を遂げてくれるでしょう。

 

 

 

4つのツアーが同じティからプレーするという競技大会は非常にユニークで、そしてギャラリーにとっては観戦しやすい大会です。ゴルフトーナメントを初めて観戦するのにも適しているのではないかと超私的に思っています。そして、超私的には次回大会はレポーターではなくて、再び選手として出場したくなってウズウズしています、、、。

 

 

 

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