諦めてみませんか?
今週は火曜日と木曜日に赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮ゴルフ。相変わらず暑さは厳しかったですが、午後4時くらいから吹く風が少しひんやりしてきました。日中の暑さはまだまだ続きそうですが、早朝、薄暮に関しては秋がかなり近づいています。
薄暮プレーの時は神田から電車でゴルフ場に向かいますが、車内ではTwitterをちょくちょく見ていますが、その中で気になったつぶやきが、、、
チッパー使うと下手になるからやめた方がいいよ。って…どーゆー意味??
— よっしー(`・ω・´) (@maar1007maar) August 17, 2022
チッパー使うとゴルフが下手になるからやめた方がいいよ? って、、、どういう意味?
チッパーに対して否定的なコメントは他にもありますが、総じて言えることはチッパーを邪道扱いしていることです。そして、この手のコメントを見る度に思い出されるのが、、、、、、
2番アイアン(ロングアイアン)が打てなかったらシングルにはなれないよ!!
という謎の教えです。
今から30年以上前にまことしやかに言われてましたが、当時のツアープロは確かに2番アイアンを上手く使いこなしていました。それが高じて、アマチュアも2番アイアンがちゃんと打てないと上手くならないと言いたかったのでしょう。別言すれば、難易度の高いショットを打てるようになることが、ゴルフ上達につながると言いたいのでしょう。
でも、現在はどうでしょう。プロですら2番アイアンを使っている人は非常に少ないです。女子プロに至っては一人もいないと思いますし、若手のプロならば2番アイアンの存在すら知らないはずです。
チッパーに対する否定的なコメントを抽象化するならば、、、、
難易度が低いクラブを頻繁に使うと、難易度の高いスキル(技術)が身に付かないといいたいのでしょう。
確かに、これには一理あります。チッパーばかり使っていると、SWでのロブショットやスピンを利かせたショットを打つスキル(技術)は身に付かないです。
ただし、スコアメイクの観点から考えれば、難易度の高いショットが上手くなるよりも難易度の低いショットでのミスの回数を減らすことの方がメリットがあります。例えば、グリーンエッジからパターを使うのと、SWを使ってスピンをかけたショットを比較すれば、、、、、、パターの方がミスが出づらいのは火を見るより明らかです。
ゴルフは確率のゲームです。
難易度の高いショットは打てないよりも打てた方が良いですが、それよりも優先すべきことは難易度の低いショットを確実に決めること。そして難易度の低いショットでいい結果を出し続けることがスコアメイクにつながるのです。
チッパーはパターと同じ感覚で打つクラブ。特に、R25のようなパター型のランニングウエッジ(チッパー)はパターと同じヘッド形状です。なので、チッパー使うことを否定するということは、パターを使うことも否定することにもなるのです。
Cameron Smith magic.
A defining clutch moment at the Road Hole @TheOpen. pic.twitter.com/sYtp1TJ9ok
— PGA TOUR (@PGATOUR) July 18, 2022
全英オープンを引き合いに出すまでもなく、世界の一流所でも状況に応じてグリーン周りのアプローチでパターを積極的に使っています。このことについてチッパー否定派の人は、どんなコメントをされるのか聞いてみたいです。
(▼▼)b
ランニングウェッジ再入荷しました。売り切れる前にに是非↑クリック
マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報、そしてゴルフに関係ないこと 週数回生配信。セミナー動画もすべて最後までご覧いただけます。
最近では全国を回ってオフ会も開催。無料期間もありますのでぜひ一度ご体験ください
↓くわしくは↓をクリック