使いこなすコツも説明しています
馬場咲希選手が全米女子アマチュア選手権に優勝しました。DAZNで生中継されていたので勝負を決めるバーディパットをスマホで観ることができましたが、日本選手がこの大会に勝ったのは37年ぶりです。
服部道子選手以来の快挙達成ですが、勝ちっぷりがお見事。11&9で勝利したのですが、36ホールの勝負にも関わらず、27ホールで決着をつけてしまったのです。大会会場となったのは、全米オープンの会場にも選ばれているチェンバースベイ(オレゴン州)です。
馬場選手は身長175センチ。長身から繰り出すドライバーショットは270ヤード先まで飛ぶそうですが、もちろんドライバーだけが飛ぶだけではありません。FW、UT、そしてアイアンも飛距離が出ます。その証拠に、ドライバーを手にした時もトップの位置はコンパクトで、飛距離を無理に出そうというスイングにはなっていません。
対して、アマチュアゴルファーのスイングを観察するとどうでしょう。
ドライバーを手にした途端、アイアンよりもトップが大きくなったり、アイアンよりも力が入ったスイングになっている人がいます。ドライバーを手にした途端、アクセル全開でスイングする人が少なからずいます。なぜそうなるのかと言えば、、、
- ドライバーを手にしたら1ヤードでも遠くに飛ばしたい
- ドライバーは飛ばすのがゴルフの醍醐味だから
- ドライバーを持ったら遠くに飛ばさないと気がすまない
ドライバーというクラブを手にすると「飛ばさなければ」と思いたくなる気持ちはわかりますが、実は、ドライバーで飛ばしを意識するのは得策ではありません。堀川未来夢プロがスポナビの動画でも解説してますが、ドライバーを手にした時に本当に優先すべきことは、飛距離よりも方向安定性なんです。
ドライバーが苦手な人に共通しているのは、曲がらない程度の振り幅、曲がらない程度の力感でスイングすることができていないのです。
では、どこをどう意識すれば、ドライバーを手にした時も曲がらない程度の振り幅、曲がらない程度の力感でスイングできるようになるのか?
ドライバーを手にした時(ティショットの時)、パー3のホールをワンオンさせるつもりで打つことをお勧めします。
- 例えば、180ヤード先のグリーンにワンオンさせるつもりで打つ。
- 例えば、200ヤード先のグリーンにワンオンさせるつもりで打つ。
- 例えば、220ヤード先のグリーンにワンオンさせるつもりで打つ。
少し前のブログでパー5はパー3を3つプレーするつもりで回ると書きましたが、パー4ならばパー3を2つプレーするつもりで回ってほしいのです。
設定する飛距離はゴルファーによって変わってきますが、目安となるのは3Wや5Wの飛距離。例えば、マーク金井の場合、5Wの飛距離は200ヤードなので、ドライバーを打つ時は220ヤード先のグリーンにワンオンさせるつもりで打ちます。そして、スイングする時は180ヤードキャリーのイメージです。ドライバーは5Wよりも飛ぶように作られたクラブなので、180ヤード先に打つつもりで打っても、実際は220ヤード先の地点まで飛んでしまうからです
もちろん、ドライバーで1ヤードでも遠くに飛ばすことを求める人はこんなことを考える必要はありません。ドラコン選手がそうであるように、今まで通りアクセル全開のスイングをなされれば良いかと思います。今回の提言は、あくまでスコアメイクを考えてプレーしたい人のためのものです。
ちなみに、ドライバーは飛ばそうと思わなくても勝手にボールが飛んでしまうクラブです。これが本当に分ってくれば、ドライバーほどやさしくボールを飛ばせるクラブはないということも分ってきます。
(▼▼)b
ランニングウェッジ再入荷しました。売り切れる前にに是非↑クリック
マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報、そしてゴルフに関係ないこと 週数回生配信。セミナー動画もすべて最後までご覧いただけます。
最近では全国を回ってオフ会も開催。無料期間もありますのでぜひ一度ご体験ください
↓くわしくは↓をクリック