反射的に使う人が多い気がします
ゴルフを始めて早50年が経ちました。50年前と現在ではゴルフ業界はガラッと変わり、今では乗用カートでのプレーが当たり前。ゴルフクラブもドライバーは木製ヘッドからチタンに様変わりあしています。
この50年間でゴルフクラブの進化はめざましいものがありますが、クラブが進化しているにも関わらずアマチュアゴルファーの腕前はいっこうに変わってません。昔も今も多くのアマチュアゴルファーは100切りに苦労し、100切りを目標にしているアマチュアが後を絶たないです。
さて、この100切り。
マーク金井のYouTube、オルタナゴルフの「諦めシリーズ」でも解説しておりますが、100が切れそうで切れない人の多くは、1ホールで大叩きし、この大叩きによってスコアを浪費しています。別言すれば、1ホールのスコアがダボ以内に収れば、それだけで100を簡単に切れるようになるのです。
では、どのホールで大叩きが出やすいか?
- パー3なのか
- パー4なのか
- パー5なのか
100切りが出来てない人の場合、圧倒的に大叩きしやすいのはパー5です。
パー5はプロや上級者にとってはバーディーを狙っていけるホールですが、100切りが出来てない人にとっては、パー5は鬼門。パー5になるとダボ以上の悪いスコアが出やすくなっています。
では、なぜパー5で大叩きが出やすいのか?
パー5というとはパー3を3ホールプレーするのと同じだからです!!!!
パー3は1オンでパーオン。パー4は2オンでパーオン。パー5は3オンでパーオンということを考えれば、パー4はパー3を2ホールプレーするのと同じ、パー5はパー3を3ホール分と同じという風に考えてほしいのです。
こう考えると、パー5で大叩きしやすい理由が分ってくるかと思います。パー3で3ホールともボギーならば3オーバーとなり、これをパー5に当てはめるとトリプルボギーということになるのです。
では、どうすればパー5で大叩きを減らせるのか?
例えば、450ヤードのパー5ならば、、、
- ひとつめのパー3は170ヤード
- ふたつめのパー3は150ヤード
- みっつめのパー3は130ヤード
まずは、この3つあるパー3の中で1つワンオンが出来き、残り2つをボギーオンできるようになってください。そうすれば、悪くてもダボで上がれます。別言すれば、パー5ではダボ以内で上がることが、100切りへの近道になるのです。
パー5は距離が長いと考えるのではなく、ティグラウンドに上がったら3つのパー3をプレーすると考える。パー3が3つあると思えるようになれば、ティグラウンドでドライバーをむやみに振り回したり、セカンドで距離を欲張るなんてことにもならないはずです。距離を欲張らなってくれば、それだけでも打たなくていいミスを減らせます。
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