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ゴルフはボールを空中に飛ばすものだと思っている人が非常に多いですが、そうとは限りません。池越えや谷越えを除けば、野球のゴロヒットのように転がして飛ばしてもいいのです。
そして、グリーン上でボールを転がすため設計されたクラブと言えば、説明するまでもありませんがパターです。逆に言えば、ドライバーもアイアンもウエッジよりも、パターよりもボールを転がしやすいクラブにはなってくれません。
では、パターの次に転がしやすいクラブはどんなクラブなのか?
ロフト角だけを考えればドライバーということになりますが、ドライバーはクラブが45インチ。パターよりも10インチ以上長いのでパターのように打つのは至難です。短く持つと言っても10インチ短く持つことはできませんし、ライ角もドライバーはパターよりも10度以上フラットだからです。
パターのように打つにはロフト角だけでなく、長さとライ角がパターに近い方がいいです。
そいう意味で転がし用に作られたクラブはチッパーです。実際、ピンから新しく登場したCHIPR(チッパー)も長さは34インチで、ライ角は70度。長さはパターとまったく同じですし、ライ角もパターとほぼ同じに設計されてます。
ただし、ロフト角は38.5度と多め。
これは8番もしくは9番とほぼ同じで、チッパーとしてはロフト角が寝ています。このロフト角を考えると完全に転がして寄せる「チッピング」というよりは、キャリーも適度に出てから転がす感じのクラブ。
感覚的には、ランニングアプローチとピッチ・エンドランの中間的な位置付けのクラブに感じました。
そして普段使っているロフト25度のR25に比べると、ピンのCHIPRはロフトが多い分だけバックスピンも少し入ります。このスピンの入り方は好みが分かれそう。パターのように転がしたい人よりも、ファーストバウンド後にスピンが入った方が距離感のイメージが出しやすいのではないかと超私的に思っています。
そして、超私的に気になったのがグリップの太さ。
標準装着されるグリップは細め。超私的にはもう少し太いグリップの方がパター感覚で打てると思います。ピンの場合、オーダーでグリップの太さを選べます。マーク金井は迷わず一番太いサイズであるオレンジを選択してオーダーしました。
ピンのCHIPRはロフトが多めですが、これは花道からだけではなくラフからでの使い勝手も考慮したのでしょう。ラフからだとロフトが多めの方が打ち出し角が安定し、縦距離を合わせやすくなるからです。
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マーク金井が普段使っている7番と9番にウエッジを加えただけのシンプルなセットです。クラブの本数を減らしてプレーしたい、シンプルなゴルフを楽しみたい人にお勧め致します↑クリック
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