マーク金井blog

2022年06月29日超私的な考察  高速グリーンの下り傾斜のラインに適したパターとはどんなパターなのか!?

最速試打!プロギアRSジャスト!


 月曜日は早来カントリー倶楽部にて9ホール、火曜日は桂ゴルフ倶楽部にて18ホールプレーしてきました。涼しいところでゴルフするのが目的みたいになってますが、もちろん今回の北海道も仕事です。月曜日の午後から撮影が入り、3本の動画に出演。いつもと同じく、台本なしのフリートークでぶっつけ本番。試打ではトラックマンを使っており、シビアに距離測定、弾道測定も行っています。

 

 

 

 

 手前味噌ですが、試打ではボールを打ったのは2発だけ。1発目はヘッドスピードをやや落とし、2発目は通常のヘッドスピードで打ちました。やらせなしの2発とも、ミート率(スマッシュファクター)は1.51と物理的には最高値が出てくれ、メーカーの意図通り飛距離性能の高さを証明することができました。

 

 

 

 北海道で撮影(ゴルフ)するのは3年ぶりぐらいですが、洋芝のフェアウェイとラフはほとんど気にならなかったです。mmアイアンmmウエッジはどちらもバンスが多めなので、洋芝にも適しています。ダフり気味にヘッドが入ってもソールが前に滑ってくれ、ミスがミスになりません。

 

 

 

 

打ち込むのではなく、ボールの少し手前から浅い入射角でヘッドを入れると、ボールをうまく捕らえることができるからです。

 

 

 

 

 そして改めて感じたのは、高速グリーンは距離感を合わせるのが難しいことです。

 

 

 

遅いグリーンは大ショートや大オーバーが出づらいのに対して、グリーンが早くなるほどにちょっとした力の強弱で大ショート、大オーバーが出やすいです。特に、下り傾斜とものなると、カップを通過してから加速する感じになり、距離感を合わせるのに非常に神経を使います。

 

 

 

 では、高速グリーンの下り傾斜で距離を合わせやすいのはどんなパターなのか?

 

 

 

 結論から先に言うと、転がりが良いパターよりも転がり過ぎないパターの方が距離を合わせやすくなります。

 

 

 

 具体的に言うと、ロフト角が3度以下のパターよりもロフト角が5度以上のパターの方が、ボールが転がり過ぎません。ロフト角があった方がインパクト時にフェースに乗る時間が長くなり、なおかつ打ち出し直後にバックスピンがかかり、キャリーも少し出てくれるからです。

 

 

 

 市販パターの多くは転がりの良さを求めて、ロフト角が3度前後のモデルが多いですが、超私的にはこのロフト角だとフェースにボールが乗る感じになりづらく、なおかつキャリーは出ません。球足は伸びやすくなりますが、下り傾斜では球足が伸びる分だけ自分のイメージよりもボールが転がりすぎることになりやすいからです。

 

 

 

 高速グリーンの下り傾斜で大ショートや大オーバーが出やすいならば、パターのロフト角が大きいパターをお勧めしたいです。超私的には、ロフト5度以上、9度以下を試していただきたいです。ちなみに、パターのロフト角というのはルールで定めれており、10度以上はルール不適合となります。

 

 

 

  ドライバーやウエッジではロフト角が弾道に影響を及ぼすのと同じく、パターにおいてもロフト角は弾道(転がり)に影響を及ぼすのです。ロフト角が多くなるほど、インパクト時の抵抗が増し、球離れが遅くなり、そしてキャリーが出て、バックスピンもかかりやすくなります。これらの要素は転がりづらさにつながるのです。

 

 

 

 

 パターのロフト角は0度に近い方が良いという考え方もあり、ロフト角が少ない方が球足が伸びるのは事実です。反面、球足が伸びやすいパターと言うのは、下り傾斜では坂道を転げ落ちるようにズルズルといつまでも転がるために、距離感を合わせるにはかなり微妙な力加減の調節が求められるのです。

 

 

 

 

 超私的にはパターもショットの一部ではないかと思っています。ショットの一部であると考えるならば、パターもわずかですがキャリーが出てくれた方が、実は、自分の狙ったところにボールが止めやすくなり、それは距離感の合わせやすさにもつながるのではないかと思っています。

 

 

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カテゴリー パター、パター練習法, 超私的な考察

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