これは効果抜群!
昨日は朝4時30分に起床からの、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレー。数年前、、ANAの機内番組を作ったスタッフ3名と4サムのラウンドで、6時過ぎにティオフ。進行はわりとスムーズで8時前には最終ホールのパットを打ち終わりました。
4サムなので打順固定で、マーク金井は4番バッター。パー3は先に打つ方が不利で、後から打つ方が有利なんて言われてますが、そんなことはお構いなしです。ちなみに、マーク金井は先に打つ、同伴者の番手(クラブ)にはまったく興味ありません。なぜなら、パー3では距離に関係なく、ティショットで選択するのはドライバーだからです。
スタッツはこんな感じでした。
ー△ーーーーー○ー 35(パー35)
222111202 13
ボギーを打った11番、バーディーが取れた17番はどちらもパー3。11番は距離が145ヤードぐらいで手前にバンカーが待ち構えています。17番は手前が池で奥がバンカー。
ドライバーだと池越えギリギリにキャリーしないと、奥のOBゾーンまでボールが転がります。超私的にはドライバーで打つ場合、赤羽のインコースの中で17番はもっとも難易度が高いです。
11番は7番アイアン、17番は9番かPWで打てばフルショット、もしくはフルショットに近い距離を打てます。それにも関わらず、わざわざピンやグリーンを狙えない(狙ったらグリーンオーバーするので)ドライバーを手にするのにはどんな理由があるのか?
ピンを狙えないクラブ、極端に距離をコントロールしなければならないクラブを手にしているのは、、、、、
・ピンを狙わないショットに徹することができる
・ワンオンを狙わないショットに徹することができる
そしてボギーオン、2パットのボギーを積極的に狙える
スコアメイク(コースマネジメント)のセオリーとして、、、、
ピンではなくグリーン中央を狙う
花道を狙う
というのがあります。確かに、この2つを選択した方がスコアが安定するのは間違いありませんが、実は、これをやるのは簡単ではないのです。何故かと言うと、フルショットでちょうど打てるクラブ(ピンを狙えるクラブ)を手にしたら、たとえグリーン中央を狙おうとしても、心のどこかで(ここの片隅で)、ピンを狙いたくなる気持ちが残っているからです。
実は、このピンを狙いたい気持ちというのが厄介で、これが1%でもあるとショットに迷いが出ます。そして、ショットに迷いが出たらミスショットの確率は上がることはあってもナイスショットの確率は上がりません。
対して、ピンを絶対に狙えないクラブ、ワンオンを狙ったらグリーンオーバーしそうなクラブを選んだ場合はどうでしょう。ピンを狙ったり、ワンオンを狙う気持ちはこれっぽっちも生まれません。100%ピンを狙わない、100%ワンオンを狙わない気持ちでショットに臨めます。結果、自分のやるべきことと、やりたいことが一致するのにスイングに迷いが生じなくなるメリットがあるのです。
ピンを狙えないクラブ、ワンオンを狙えないクラブを選択すれば、パーを諦め、積極的にボギーを狙う(確実にボギーで上がる)ことを考えます。結果、寄せワンでパーを取れなくも、ボギーで上がったとしてもイライラしません。損して得取れという感じになってくれるのです。
対して、ピンを狙うのにちょうどいいクラブ、ワンオンを狙うのにちょうどいいクラブの場合はどうでしょう。これでグリーンを外すようなショットをしたり、ワンオンできなくてボギーを叩いたりしたら、かなりフラストレーションが溜まります。そして、フラストレーションが溜まったまま次のホールに向かうと、ティショットで余計なことを考えてしまったりして、打たなくていいミスをしでかすことにもつながるのです。
ゴルフはクラブを自在に選択できます。
わざとフルショットだと距離が合わないクラブを選択するというのは、一見、不利なことをやっているように思えるかもしれませんが、実は、必ずしもそうとも限らないのです、、、、。
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