君は諦めることができるか?
4月も半ばを過ぎてから一気に気温が上がってきました。火曜日に赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーしてきましたが、半ズボンでも暑かったぐらいです。フェアウェイの芝も5月中旬ぐらいの感じで仕上がり、すっかり青々としています。
赤羽薄暮ではインコースをプレーしていますが、13番ホールの左隣には打っ放しの練習場があります。屋外なので日中だけの営業ですが、連日、早朝から薄暮にかけて多くのゴルファーがつめかけ、熱心にボールを打っています。
13番をプレーしている時は必ずと言っていいほど練習場に目を向けていますが、どのゴルファーにも共通しているのは、、、
- ボールを遠くに飛ばそうとしている
- ボールを真っ直ぐ飛ばそうとしている
- ボールを上手く打とうとしている
別言すれば、、、、
- わざと飛ばさない練習をしている
- わざと曲げる練習している
- わざと上手く打たないようにしている
というゴルファーはまず見たことがありません。ほとんどのゴルファーは一生懸命にナイスショットを打とうとしていますし、どのクラブを手にしてもフルスイングしてボールを遠くに飛ばそうとしてます。
そして、共通しているのが素振りをする人はほとんどいません。皆さん、次から次へとボールを打ち続けています。ボールを打つ回数よりも素振りの回数の方が多い人は、まず見たことがありません。
練習の仕方は人ぞれぞれですが、ほとんどの人は、練習の目的がスイング作りよりも
ナイスショットを打つ回数(頻度)を増やそうとしているのです。
ナイスショットを打ちたくなる気持ちは分りますが、超私的なことを言わせてもらうと練習場でナイスショットを打つことが目的になるとスイング作りには逆効果になることが多いです。何故かと言うと、目先の結果を求めることになり、手先で合わせるようなスイングになりやすく、かつボールをたくさん打たないとナイスショットが出ないようなスイングになってしまう確率が高くなるのです。
ゴルフは確率のゲームです。
ボールをたくさん打たないとナイスショットが出ないようなスイングを身に付けてしまうと、コースに出た時に苦労します。説明するまでもありませんが、コースに出たら打ち直しはできません。毎回、毎回、1発勝負だからです。
スイング作りを目的にしているのならば、ボールを打つよりも素振りの方が効果的です。もちろんただクラブを振るのではなくて、スイング作りに役立つ練習器具を使って素振りしたり、スマホで素振りを自撮りしてチェックすることも必要不可欠です。
練習しても上手くならないと悩むアマチュアゴルファーが少なからずいらっしゃいますが、練習場で一生懸命ボールを打つというのは、練習場でナイスショットを求めてボールを打つというのは、練習のための練習になっている可能性が非常に高いです。
ボールを打つのに比べると、素振りは単調で面白くないと思いますが、本気でスイング作りを考えているのなら、ナイスショットを求めて100球ボールを打つよりも、正しい100回素振りをした方が、確実に努力が報われます。
手前味噌ですが、毎日フレループを30回、ゴルフの竪琴を10~20回欠かさず振るようになってから、スイングの軌道、フェースコントロールが劇的に良くなり、コースではショットが安定し、なおかつ致命的なミスショットが劇的に減りました。
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