マーク金井blog

2022年04月11日超私的な考察  転がりが良いパターは、本当にパット数を減らせるのか!?

ミスをメンタルのせいにしていませんか?


早朝ゴルフの時と同じぐらい早起きして、今年もマスターズをテレビ観戦。2日目を終えて2位タイに付けていた松山英樹プロは3日目のスコアを大きく落としましたが、テレビを観ていて改めて感じたのが、グリーンの速さです。2メートル前後の距離のパットとなると、触っただけでボールはカップに到達してしまいます。

 

マスターズに限らず、スティンプメーターで10フィートを超えるグリーンはボールはゆっくりと転がり、止まりそうで止まりません。球足が伸びるのでちょっとした力加減の違いで、転がる距離がガラッと変わります。オーバーを恐れれば大ショートし、しっかり打てば大オーバーするので厄介です。

 

 

 

さて、この高速グリーン。

 

 

 

 

相性が良いパターはどんなパターなのかと聞かれたら、超私的には「転がりが良いパター」はお勧めしたくないです。

 

 

 

 

転がるグリーンで転がりが良いパターを使うというのは、、、

 

 

 

 

平坦なラインが下りのラインなってしまうから。下りのラインになるほどにオーバーが怖くなり、インパクトが緩むミスが出やすくなるのです。

 

 

 

 

対して、自分のイメージよりも「転がり過ぎない」パターというのは、オーバーの怖さがありません。転がり過ぎないとショートしやすいというデメリットもありますが、インパクトが緩みづらいメリットがあるので、結果的にはしっかりとしたストロークをしやすいのです。

 

 

 

 

パッティングにおいては、インパクトが緩んでしまうとフェースの向きが不安定になります。また、インパクトが緩むと手元の動きにブレーキがかかり、引っかけや右に押し出すミスも出やすくなるのです。

 

 

 

 

パター本当に本当に大事なことは、転がりが良いことよりも、自分がイメージした距離以上に転がらないパターを選ぶことではないかと、超私的に思っています。

 

 

 

 

転がりに影響するのはヘッド重量とロフト角です。ショートパットでインパクトが緩むミスが出やすい人は、ヘッド重量があまり重くないもの、ロフト角が適度にあるパターを使った方が、道具(クラブ)でミスを減らせます。

 

 

 

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カテゴリー パター、パター練習法, 超私的な考察

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