アウトサイドインに悩む人、シャローイングに失敗した人、シャンクに悩む人 是非御覧ください
関東エリアは先週金曜日までと打って変わり、ここ数日は一気に暖かくなりました。昨日の最高気温は18度と4月中旬なみの陽気。ゴルフをするにはもってこいな反面、スノボを嗜む人間にとってはゲレンデコンディションの悪化が大いに気になっています。
そんなわけで良質な雪を求めて、昨夜新幹線で一路、山形駅へ。このブログがアップされる頃、マーク金井は蔵王温泉スキー場にてサクッとスノボを滑っています。
スノーボードは一枚のボードの上に両足を固定して滑ります。両足歩行している人間にとっては非日常な状態で滑るのですが、実はゴルフと共通点があります。それは、スキル(技術)が未熟な人ほど、自分のイメージと実際の動きとの間のギャップが大きいことです。スノボもゴルフもスマホで自撮りすると、初心者ほど自分のフォームを観た時にショックを受けます。対して、上級者になるほど、実際のフォームと自分のイメージとの間のズレが小さいです。
そして、スノボとゴルフのもうひとつの共通点は、、、
速度が遅い時の動作ほどごまかしが利かないことです。
スノボならば緩斜面での滑り、
ゴルフならばアプローチやパットです。速度が遅いと簡単だと思っている人も少なからずいますが、実は、速度が遅くなるほど外力(遠心力)が使えません。正しい操作をちゃんとできてないと、すぐに欠点が露わになるのです。
そして、速度が遅い時に正しい動きがちゃんとできていると、速度が速くなった時の動作が良くなることが多々あるのです。スノボだと緩斜面でのフォームが良ければ、それは中斜面、急斜面(恐怖を感じない程度)でも通用します。
ゴルフにおいては、パットとアプローチのスイングが良くなれば、実はドライバーのスイングも良くなってショットが安定してくるのです。マーク金井の場合、R25ランニングウエッジでスイングの精度を上げる練習をしたことで、パターとドライバーショットが劇的に安定するようになりました。
そして、R25ランニングウエッジを多用するようになってスイングに対する概念がガラッと変わったのです。あくまで超私的なイメージですが、、、
パターを打つ時のようにドライバーを打ち、
ドライバーを打つ時のようにパターを打っています。
別言すれば、、、
一番飛距離が求められるクラブを手にした時に、一番飛距離が求められないクラブを手にした時のようなスイングを心がけています。逆もしかりで、一番飛距離が求められないクラブを手にした時に、一番飛距離が求められるクラブを手にしたようなスイングを心がけているのです。
ドライバーを手にした時、ともすれば1ヤードでも遠くに飛ばしたくなるのが人間の性(さが)ですが、パターを打つような感覚があると必要以上に飛ばそうとしなくなります。また、パターを手にした時に、ドライバーを打つような感覚があると必要以上に身体が硬くなるのも防げますし、超私的には下半身で動きをコントロールしやすくなる分だけ手先が余計な動きをするのも防げます。
パターとドライバーを同じ感覚でスイングするというのを心がけるようになって半年ほど経過しますが、ドライバーで100ヤードや150ヤードを打つ事に、なんら抵抗がなくなりました。なぜならパターを手にした時は、まずフルショットしません。コントロールショットばかり打っているからです。
ドライバーからパターまでコントロールショットするようになると、当然のことながらクラブの本数を減らすことにもなんら抵抗がなくなります。抵抗がなくなるだけでなく、いいスコアを出すために本当に必要なこと、本当に必要なクラブは何なのかも分ってくるのです。
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