ええ これも諦めるの? 意外と好評の諦めシリーズ
一昨日は薄暮、昨日は早朝で赤羽ゴルフ倶楽部にて9ホールプレーをしてきました。
どちらも担ぎセルフの7本縛りで、ドライバーはいつもの短尺スチールシャフト。一昨日はプロギアのスタッフとのラウンドだったので、同社の新製品をコースで試させていただきました。
2日間とも4サムでのプレーでしたが、改めて感じたのがゴルフはアドレスを正しく取るのが難しいということ。赤羽のインコースはティグラウンドのすぐ前にネットがあったり、ワンペナやOBが目に入るホールが多いこともありますが、それを差し引いても狙いよりも右を向きたがる人が少なからずいます。昨日のラウンドでも、同伴プレーヤーのひとりは、これでもかって右を向いて構えてショットを放ってました。
さて、この右向きアドレス。
目の錯覚が影響していることもありますが、実は、もうひとつ大きな理由があるのです。それは、狙いよりも右を向いておかないとボールが狙った方向に飛ばないアマチュアゴルファーが少なくないのです。
右向きゴルファーに共通しているのは、右を向いて左に引っ張り込み、右を向いてフェアウェイ中央(狙った方向)にボールが飛び出すようなショットをしているのです。
右向きゴルファーの多くは、狙いに対して真っ直ぐ向くと、狙った方向よりもボールが左に飛び出します。結果、狙いよりも左にボールが飛ぶのが嫌なので、再び右向きアドレスに戻ってしまうのです。
超私的には、ゴルフスイングの矯正で一番難しいのは体の向きです。
右向きアドレスにいったん慣れてしまうと、そこが居心地が良くなります。居心地が良くなれば、それを修正するのは容易ではありません。それこそ左打ちをするぐらいの覚悟がなければ、アドレス時の体の向きというのは変えられないのです。
では、どうすれば右向きアドレスを矯正できるのか?
大事なことは右を向くのを辞めたくなるようなショットを打つことです。自分が打ちたい方向よりもボールが右に飛び出し始めれば、誰に指図されることなく自ら、右を向かなくなります。理由は単純、ゴルファーは無意識の修正能力があるからです。
アドレス時の体の向きだけではありません。ゴルファーの多くは自分がやりたいことしかやりません。別言すれば、アドレスやスイングを本気で変えたいのでれば、自分がやりたいことは何かを知ることが必要不可欠なんです。
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