スコアメイクに役立つ動画公開開始
土曜日は日の出とともに赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレー。冷え込みが厳しく、ゴルフよりもスノボをしたくなるような厳しいコンディションでしたが、この日も短尺スチールドライバーが活躍してくれ、ティショット、セカンドショットともノーミスでホールアウトできました。
使ったドライバーはキャロウェイのFTツアー。テーラーメイドのステルスはカーボンフェースにコンポジットボディ(チタンとカーボンの複合)ですが、このFTツアーはフェースがチタンでボディがフルカーボン。ステルスとは逆の構造なので、超私的には「逆ステルス」と呼んでます。
FTツアーもステルスもカーボン素材をふんだんに使ったドライバーですが、決定的に違うのがフェースの素材。FTツアーはフェースがチタン(金属)なので、構造的には重心が浅くなりやすく、ステルスはフェースがカーボンなので、構造的には重心を深くしやすくなります。加えて、ステルスはフェースが軽くなっているので設計の自由度が高まってます。
さて、このカーボンフェース。設計の自由度という点では非常に魅力的でありますが、
コースコンディションによっては弱点があるのではないかと危惧しています。カーボンフェースのドライバーというのは過去にもありましたが、
そのいずれもがフェースの耐久性がチタンに劣るのです。
例えば、インパクトでボールとフェースの間に砂粒が挟まると、カーボンフェースはチタンフェースよりもフェース面に小傷がつきやすいのです。もちろん、テーラーメイドは傷対策としてフェース面を補強していますが、それでもチタンに比べると強度はやや劣ります。
ゴルフショップや練習場には砂粒はありませんが、コースに出ると芝の間に砂粒がありますし、グリーンでパットを打つとボールに砂粒がくっつきやすくなります。この砂粒がステルスにとっては大敵で、ゴルファーが砂粒に無防備だとステルスはフェースに傷が付くリスクが高くなるのではないかと超私的に思っています。加えて一度ついた傷はずっと残ります。
フルカーボンのドライバーとしてはキャロウェイのC4がありますが、このC4も砂粒には非常に弱かったです。
フェースに小傷が付いたからといってクラブの性能が落ちることはほとんどありません。使用する上では問題ありませんが、中古ショップに売却する時は査定金額が落ちてしまいます。クラブを頻繁に売り買いする人は、ステルスを使う時はくれぐれも砂粒に注意が必要です。
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