マーク金井の新しいYouTube動画公開されました
スタートホール緊張しますけど、どう乗り切ればいい?
昨日は午前中に日刊ゲンダイの原稿を仕上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部にて9ホールプレー。いつものように担ぎセルフ7本縛りですが、試打クラブを3本入れてスタートホールに向かいました。
試打クラブの内の2本は、MOE86アイアン。ヘッドが非常に作られているのに一目惚れして衝動買いしたのですが、このアイアンには番手が入ってません。ロフト表示だけなので、31度と41度を持って行きました。
もう1本の試打クラブはR25をベースにして設計したパター、R9。オーソドックスなピン型形状ですが、ロフトはパターのルール上限に近い9度です。ちなみに、Rシリーズのパターはロフト5度、7度も作っており、3つのロフトともそれぞれオリジナルの金型です。同じヘッドでロフト毎に金型を作ったのは初めてですが、恐らく、大手パターメーカーもやっていないかと思います。
昨日は試打するクラブが3本もあったので、スコアを付けないでのラウンドとなりましたが、改めて感じたことがあります。それは、この数年間はナイスショットを打とうと思わなくなったことです。昨日のラウンドではティショットはすべてフェアウェイキープしましたが、ドライバーの距離は180~230ヤード。ティショットでは距離を出そうという意識がまったくなくなりました。
セカンドに関しても150ヤード以上の時は手前の花道、100ヤード以内はピン位置に関係なくグリーン真ん中狙い。消極的と思われるかも知れませんが、これでもかってぐらい安全なプレーを無意識の内に選択できるようになってます。別言すれば、100点を狙うショットを打つのではなく、とにかく60~70点のショットを打つことだけに集中しているのです。
ドライバーでバントする、パー3のティショットをドライバーで打つ、セカンドでわざとグリーンに乗せない、、、、、
今年はコースでいろんなことをやりました。オルタナティブなプレーをすることが当たり前になりましたが、共通しているのは100点満点のショットを打とうとしなくなったおかげで、致命的なミスが減り、それがスコアアップにつながっています。
恐らく、皆さんが私(マーク金井)と一緒にプレーしたら、、、、
絶対に上手そうに見えないと思うでしょう、、、
別言すれば、マーク金井がコースに出た時に心がけているのはアマチュアゴルファーから見て「上手そうに見えない」ようにしていることです。
ただし上手そうには見えないけれど、チョロ、トップ、ザックリ、シャンク、OB、ワンペナ、池ポチャは滅多なことではしでかしません。上手そうには見えないけれど、
ティショットはフェアウェイ、セカンドは花道もしくはグリーン中央、アプローチは徹底的に転がし、パットはいつも2パット狙いで安全運転をしまくります。
このブログでは何度も何度も書いてますが、、、
ゴルフは確率のゲームです。
100点のショットが増えても、10点や20点のショットを1発でも打てばスコアメイクはできません。100点がなくても、60点をずっと打ち続けることができればパーやボギーで確実に上がれるのがゴルフなんです。
100が切れない、90が切れないゴルファーにはボギーオンを提唱していますが、本当にゴルフの上達を目指すのであれば、致命的なミスショット(アンフォースドエラー)を1発も打たなくて、例えば、パー4ならば60点のショットを3回ちゃんと打ってボギーオンさせる。パー5ならば60点のショットを4回ちゃんと打ってボギーできるようになることです。
9ホール、すべてのショットで60点を目指す。超私的には、これが達成できればハーフ45を切れるのはもちろんのこと、ベストスコア更新の極意ではないかと思っています。
逆に言えば、スコアメイクに苦しむゴルファーの多くはナイスショットミスショットの落差が大きく、それがゲームの流れを悪くしてしまい、打たなくていいミスショットを打たされているように思えてなりません。
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