マーク金井blog

2021年12月15日超私的な考察  パターはロフトが多いほどハンドファーストに打ちたくなる!!

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またまた問題作です


 

昨日はスピーダーチャレンジの決勝大会に参加し、イーグルポイントゴルフ倶楽部(茨城県)にて18ホールをプレーしてきました。マーク金井が参加したのはダブルス部門でフォアボール方式。2人がそれぞれの球をプレーし、いずれか少ない方のスコアを採用します。

 

 

スタート前に立てた目標は3アンダーで、実際のスコアはイーブンパーの72ストロークでした。前半(アウト)は2バーディー、ノーボギーと順調でしたが、雨が降り始めた午後からはパーでしのぐホールが続き、15番と17番でボギー。最終18番はチップインを狙ったアプローチがカップの縁(フチ)にとまってパー。後半は2ボギー、ノーバーティ-と失速し、24チーム中、11位タイという結果と相成りました。

 

この日のマーク金井はいつもよりはクラブの本数を増やしましたが、それでも11本。11本中、ドライバーとパターは2本づつというセッティングです。ドライバーの2本は、1本が短尺スチールシャフト装着で、もう1本がフジクラのスピーダーNX装着。パターの方は、来年1月に発売予定のアナライズオリジナルRシリーズパターのロフト7度とロフト5度です。

 

 

 

 

 

ちなみに、18ホールのプレーで実際に使用したのはドライバーはスピーダーNX装着のSIM2マックスD(ロフト9度)、パターはロフト7度の方です。

 

 

 

 

ピン型形状のRシリーズ(ロフト7度)を使うのは2度目ですが、イーグルポイントの速いグリーンでも距離感のミスはゼロでした。10メートルを超えるロングパットも、入れ頃外し頃のクラッチパットでも、狙った距離が打てたおかげで3パットは一度もありません。2メートル以内のパットも外したのは1度だけ。ロフトが7度あるおかげでボールが転がり過ぎず、インパクトが緩むミスは出なかったからです。

 

 

 

さて、このパターのロフト。

 

 

 

 

現在市販されているパターのロフトを調べてみると3度が圧倒的に多いです。テーラーメイドのトラスシリーズピンの2021パターオデッセイホワイトホットシリーズ、いずれも標準ロフトは3度です。

 

 

 

 

対して、今回マーク金井が作ったRシリーズのパターのロフトは一番少ないモデルで5度となっており、他に7度と9度をラインアップしています。

 

 

 

 

では、なぜマーク金井はロフトが多いパターを作るのか?

 

 

 

グリーン上でボールを転がすために使うのがパターであることを考えると、ロフトは少なくていいというのが常識です。ただし、ロフト0度だと芝に沈んだボールを上手く打ち出すことができないので、ロフトは2~4度ぐらいあった方が転がりが安定すると言われてます。多くのパターメーカーは、このセオリーに則ってパターのロフトを3度に設定しているのでしょう。

 

 

 

対して、マーク金井がロフトを増やしたパターを作るのは、、、、

 

 

 

ズバリ、ハンドファーストに打ちたくなるからです!!

 

 

 

ハンドファーストに打とうとすればロフトが減ります。ロフト3度のパターでハンドファースト3度だと(シャフトを3度傾けると)、インパクトロフトが0度になります。対して、ロフトが5度あれば、ハンドファースト3度で打ってもインパクトロフトは2度あります。ロフト7度あれれば、ハンドファースト3度で打ってもインパクトロフトは4度あるのです。

 

 

 

 

今どきのゴルフスイングはドライバーもアイアンもハンドファーストに打っているプレーヤーはパターもハンドファーストに打つ傾向があります。それを考えると、パターもロフトが多い方が、インパクトロフトを適正にできるメリットがあるのです。

 

 

 

加えて、ロフトが多いパターはアドレスした時にフェース面が多く見えます。このため、無意識の内にハンドファーストで打ちたくなる効果もあるのです。

 

 

 

 

ショットとパットは別物という考えもありますが、超私的にはドライバーからパターまで同じイメージ打つ(ハンドファーストで打つ)のであれば、パターのロフトは5度以上あった方が、ボールの転がりが良くなり、距離感も出しやすくなります。ちなみに、ロフトを3種類ラインアップしたのは、ハンドファーストの度合いというのはゴルファーによって異なるからです。

 

 

 

パターのロフトというのは、ストロークの仕方やインパクトの迎え方に少なからず影響を与えます。超私的なことを言わせていただくと、ロフトが少ないパターはパターマットの上ではスムーズに転がり、球足が伸びるメリットがありますが、ハンドファーストには打ちにくくなる特性もあるのです。

 

 

 

道具(クラブ)が変われば打ち方も変わります。

 

 

 

マーク金井がロフトの多いパターを作るのはこれが3度目ですが、超私的にはドライバーと同じぐ、パターもロフトがある程度あった方が、ハンドファーストに打ちたくなるのです。Rシリーズは現在、量産体制に入っております。市販の日程が決まり次第、このブログにて告知させていただきます。

 

 

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