マーク金井blog

2021年11月19日超私的な考察  残り100ヤードからグリーンに乗る確率が低い人の共通点とは!?

マーク金井のYou Tube動画公開されました

練習場のショットがコースで打てない問題の実践編です


月曜に続き、水曜日も赤羽GCにて薄暮9ホールプレー。この日は前が詰まっていたこともあり、お一人様でスタートしましたがホールアウトするのに2時間20分ほどかかりました。サクッとプレーすることはできませんでしたが、待ち時間の間にホールアウトしたグリーンで入念にパット練習できました。

 

 

 

パット練習は1ホール毎に5~10分ほど。使うボールはひとつだけなので、いろんなラインを試すことができただけでなく、グリーン上で沢山歩くこともできました。おかげで9ホールプレーにもかかわらず、約1万歩稼げました。

 

 

 

赤羽でプレーする時は担ぎセルフの7本。赤羽のインは距離が短いので、ティショットを飛ばさなくても、多くのホールはショートアイアンでグリーンを狙えます。水曜日のラウンドでは、10番、13番、14番のセカンドの残り距離は100ヤード前後。パー5の12番もサードショットの残りは100ヤードでした。セカンドで距離がまあまあ残るのは15番と18番ぐらいです。

 

 

 

さて、赤羽のインは100ヤード前後からグリーンを狙うホールが多いですが、マーク金井が使うクラブは、、、

 

・7番アイアン(ロフト30度)
・9番アイアン(ロフト40度)
・PW(ロフト45度)

 

 

 

この3本です。ピンの位置、ボールのライ、風によってこの3本を使い分けていますが、共通しているのはどのクラブを手にした時でもフルショットはしません。フルショットしたら100ヤード以上飛んでしまうクラブを手にしているので、アプローチショットを打つ時と同じく、コントロールショットで100ヤードを打っています。

 

 

 

さて、この残り100ヤードからのショット。

 

 

 

残り100ヤードから3打以内で上がることができれば、よほど距離が長いホールを除けば、パーもしくはボギーで確実に上がれます。逆に言えば、100が中々切れない人、90前後で回ってこれない人の多くは、残り100ヤード以上から4打も5打もかかっています。やさしいはずの100ヤードからグリーンを捕らえるショットがちゃんと打てていない可能性が非常に高いのです。

 

 

 

では、なぜ残り100ヤードからミスが多いのか?

 

 

 

スイングに問題を抱えている場合もありますが、使っているクラブにも問題があるような気がします。残り100ヤードからミスが多い人を観察すると、ロフト50度や52度のAWを手にしてフルショット(目一杯のスイング)をしています。

 

 

 

100ヤードの距離を打つのにドライバーを打つかのようにクラブを振り上げ、最大飛距離が出るようにスイングしています。

 

 

 

 

コントロールショットよりもフルショットの方がショットが安定するのでしたら、フルショットでも何ら問題ありません。しかしながら、フルショットで100ヤードの精度が不安定ならば、フルショットを続けるのは得策ではありません。コントールショットで打てるクラブを選択した方が、ミスを減らせる確率が上がると思います。

 

 

まずは100ヤードを7番アイアンで打ってみてください。力んだりフルスイングすることはまずないはずです。次に9番アイアンで打ってみてください。50度や52度を手にした時よりも力まないでスイングできるはずです。

 

 

 

ショートアイアンやウエッジでショットは飛距離を出すためのクラブではなく、狙った距離を打つためのクラブです。そして狙った距離を打つには、目一杯の距離を打つよりも、目一杯の距離から10~15ヤードくらい差し引いた距離を打とうとした方が、ショットの再現性が高まりますし、引っかけやダフり、トップのミスも減らせるのです。

 

 

 

ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後のアマチュアゴルファーの場合、100ヤードを狙うのに適しているのはロフト46~48度ぐらいではないかと思っています。
これぐらいのロフトを使えば、目一杯打たなくても100ヤード飛んでくれ、その方がグリーンを捕らえる確率が上がると思っています。

 

 

 

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