マーク金井の新しいYou Tube動画が公開されました
長尺、短尺のメリット・デメリットについて誰も教えてくれないマーク金井的な解説をお楽しみ下さい。
土曜日に、初心者も手軽に誰もが楽しめる千葉市民ゴルフ場で18ホールプレーをやってきました。名前からも分るように千葉市民ゴルフ場は市営で、完全パブリックなゴルフ場。9ホールなので、18ホールをプレーする時は同じコースを同じティから2周することになります。
曇り空の中、気温もそこそこ高かったので半ズボンに着替え、ジュニアゴルファーが最新のプッシュカートを押しているのとは対照的に、いつものように担ぎセルフの7本プレーです。この日は2~4メートルのパットが決まったこともあって、18ホールでバーディーが8つ。ボギーは2つで、ひとつは3mのバーディパットを打ち過ぎての3パット、もうひとつはティショットを引っかけて寄せワンならずでした。
スタッツはこんな感じです。
ー○ー○△○○ーー 33
212231112 15
ーー○○ー○△ー○ 33
221121211 13
バーディーがたくさん取れたのはパットが良かったこともありますが、良いスコアが出たのには理由があります。それは、距離の設定をこれでもかってぐらい短くしているからです。
千葉市民はブルーティーの距離が3055ヤード、ホワイトティーの距離が2702ヤードとなっていますが、マーク金井が使用したのは距離が短い方の白(ホワイト)ティの方です。
そうです難易度が低いレイアウトで、距離が短いからバーディーを量産できたわけです。千葉市民は癒やし系コースでなおかつ白ティだとドライバーが200ヤードも飛べば充分、180ヤードでもパープレーが楽に狙えるセッティングです。しかしながら、他のプレーヤーを見ていると、、、9割以上の男性プレーヤーは白ティではなく、青ティを使っています。コース側がティを自由に選べるように配慮していることもあるのでしょうが、、、、とにかく白ティでプレーする男性ゴルファーは非常に少ないです。
大事なことなので繰り返します。
難易度が低いコースで距離が短いから良いスコアが出たのです。別言すれば、良いスコアが出やすい条件でプレーしたから、良いスコアが出たのです。
これを良しとするか良しとしないかは意見が分かれると思いますが、簡単で距離が短いコースでいいスコアが出ない人(出せない人)は、難しくて距離が長いコースでいいスコアが出ることは絶対にありません。スキーに例えるならば、初心者ゲレンデで上手く滑ることができない人は、上級者ゲレンデは転倒の連続になるのと同じです。
ゴルフはコースとの戦いとよく言われますが、いいスコアを出すためにはコースと戦う前に自分との戦いをクリアしなくてはなりません。どんなコースでもいいからパー以上のスコアをずっと続けていくと息苦しくなり、同じことを続けるのが難しくなります。
パターマットで10回続けてカップインさせる練習では9発連続入った後にプレッシャーがかかりますが、パーを8つ続けた後の最終ホールのティショットやセカンド、そしてパーパットはそれ以上のプレッシャーがかかるのです。
難易度の低いコース、距離が短いホールをプレーすることを軽視するアマチュアゴルファーが少なからずいますが、ゴルフにおいても成功体験というのは上達に欠かせないことではないかと超私的に思っています。難易度が高いコース、距離が長いホールをプレーするのは、ベストスコアを更新、できればパープレーが出てからでももまったく遅くないです。
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