マーク金井の新しいYou Tube動画が公開されました
ナイスショットを諦めろ!
昨日は千葉市民ゴルフ場でサクッっと18ホールを担ぎセルフでプレー。予想以上に天気に恵まれ、強い風にも恵まれてのプレーでしたが、前半、後半とも1ボギー、1バーディーに収めることができ、何とかパープレーでホールアウト。8番ホールのパー3では、迷わずドライバーを選択し、前半、後半ともワンオンに成功し、どちらも2パットパーで上がれました。
ゴルフから神田の事務所に戻り、昨日に続いて日本シニアオープンをテレビ観戦しましたが、改めて感じたのがシニア選手の飛距離。最終18番は打ち下ろしとはいえ550ヤードを超えているにもかかわらず、2オンする選手が続出。通算19アンダーで優勝した手嶋多一選手も、FWで楽々2打でグリーンを捕らえ、楽々2パットバーディーでホールアウトしています。ちなみに、前の組をプレーしていたマークセン選手はアイアンでサクッと2オンしていました。
手島選手の優勝で、日本オープン、日本シニアオープンのタイトルを手に入れたことになりますが、クラブセッティングはベテランならではです。特に注目したいのがFWのセッティングです。
3W:ミズノ ホットメタル F-135(13.5度、NSプロ 950 FW プロトタイプ)
4W:ミズノ ワールドマスター WMH-2(18度、NSプロ 950 FW)
(GDOのホームページより引用)
なんと、なんと、FWのシャフトはカーボンではなくて軽量スチールシャフトです。
実際、手島選手が3Wでティショットを打つ場面を何度かテレビで見ましたが、確かにシャフトはカーボンではなくスチールであることが確認できました。ちなみに3Wは18年前から、4Wは25年前からずっと同じモデルを使っているそうです。
ここまで同じFWをずっと使い続けるのはツアープロでも非常に珍しいですが、さらに珍しいのが装着されたシャフトがスチールだということです。カーボンシャフトが普及される前までは、すべてのクラブはスチールシャフトがデフォルトでしたが、今ではドライバーやFWにスチールを装着する選手はほとんどいません。ちなみに、手島選手がFWに装着しているスチールは、100g前後の軽量スチールです(日本シャフト製)。
さて、この手島選手のFWのシャフトセレクション。ウッド用のスチールシャフトは重くて手に負えないと思われがちですが、そうとは限りません。マーク金井は島田ゴルフの軽量スチール(100g前後)をドライバーと5Wに装着していますが、重くて振りづらいこともありませんし、硬くて手に負えないこともありません。
クラブの長さを短くしているからです。ドライバーは43インチ、そして5Wは41.5インチ。そして、振りやすくするためにグリップに工夫を凝らしているからです。クラブを短くするとバランス(スイングウエート)が軽くなりますが、バランス調整はやりません。ヘッド重量によってもことなりますが、バランスの数値はC3~5ぐらいです。
FWに軽量スチールを装着する最大のメリットはバランスポイントが少し手元側にくるために、ヘッドではなくクラブ全体の重さを感じ取りやすくなります。結果、体を使ってしっかりスイングしやすいだけでなく、クラブ全体を振り切りやすくなる効果があるのです。
軽量スチールで短く仕上げるとボールがやや上がりづらくなりますが、デメリットはそれぐらい。メリットしては短いので振り切りやすく、ミートしやすくなります。超私的なことを言わせていただくなら、FWが苦手な人には最適なシャフトではないかと思っています。
今月発売の月刊ゴルフダイジェスト11月号でも少しコメントしてますが、クラブが重くなるとヘッドスピードが落ちる反面、安定感が出てきます。FWを苦手にしている人は安定感が出るシャフトを装着した方がスイングが安定しやすくなり、結果的に、ミスショットを減らせるようになるのです。
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