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ドライバー選び の基準は?
昨日は午前中に原稿を仕上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレーをサクッとこなし、夜は神田のスタジオにて立川談慶師匠のライブ落語をDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴル」にてライブ配信を行いました。
ゴルフと落語との間には関係がなさそうですが、実は、非常に似通った所があります。それは、、、、
間とテンポです。
ゴルフも落語も間とテンポが良ければスムーズに事が運びますが、間とテンポが悪いとよろしくない結果が待ち受けてます。ゴルフの場合はスイングリズムが乱れ、ミスショットが出やすくなります。落語の場合は面白い噺(ネタ)であっても、面白さを感じることはできません。噺家と観客は気まずい関係になってしまいます。
間とテンポというのは言語化しづらいですが、見ていて判断するのは比較的簡単です。
ゴルフに関しては「構えてから打つ」まで、スイングに関しては「切り返し」を見れば、間とテンポが良いか悪いかを見極めることができます。説明するまでもありませんが、スイングの間とテンポが良ければ、ミスショットになることはそうそう多くないです。
前置きが長くなりましたが、今回は3w(スプーン)についてです。マーク金井が普段使うフェアウェイウッドは5wだけで、3wを使うことはまずありません。コースで使うことがあるのは、クラブメーカーの新製品試打の時ぐらいです。
3wをバッグに入れない理由は単純。通常の3wのロフトは15度。地面からボールを打つ場合、ロフト15度のクラブで上手くボールを捕らえ、確実に5wよりも飛距離を出すというのが難しいからです。別言すれば、5wに比べると3wはナイスショットを打つ確率が低く、ミスショットが出る確率が高いと判断しているから使うのを意識的に控えているのです。
加えて、3wを手にすると「どうしても飛距離を諦める」のが難しく、結果的にスイングの間とテンポが悪くなりやすい。ゴルフは1発勝負ではなく、移動しながら1つのボールを続けて打ちます。なので、1発でも間とテンポが悪くなるスイングをしてしまうと、それは次のショットにも悪影響が出やすく、間とテンポがいいスイングに立ち戻るのに時間を要するのです。
3wを使いこなすこともゴルフの醍醐味のひとつだと思いますが、、、
3wを「諦める」ことの最大のメリットは、打つのが難しいクラブ、飛距離を稼ぎたくなるクラブを入れないことでスイングの間とテンポを一定に保ちやすくなるのです。
ゴルファーによっても異なりますが、地面から打つクラブで飛距離を稼げるロフトは
17~18度ぐらい。なので、例えば3Wでもロフトが多いモデル(17度前後)となれば、
15度よりも使うことに抵抗感がなくなります。なので、ロフトが多いタイプの3wは何本か所有してますし、先日も中古ショップ「ゴルフパートナー日本橋室町店」で3代目のeggスプーン(ロフト16.5度)を衝動買いしました。シャフトはもちろん島田の軽量スチールを装着し、長さも少し短くします。
ゴルフは飛距離を稼ぐことよりも、ターゲットにいかに近づけるかが求められる競技です。そして、そのためには間とテンポを一定に保ちやすいクラブを使うことではないかと思っています。
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