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2021年04月12日超私的な考察  プロゴルファーが成立するために欠かせない2つの条件とは!?

マーク金井チャンネル 新しいYou Tube動画公開しました

軟鉄鍛造って打感が良いと言われていますが、ホントなんでしょうか?


 

先週の金曜日、ほぼ2年ぶりにゴルフトーナメントを取材してきました。JGTOPGALPGAが主催するトーナメントではなく、自主開催のプロトーナメントで、

 

 

 

 THANKS WOMEN’S GOLF TOUR

 

 

 

大会名の通り女子プロの大会です。今回は3回目の開催で、会場はいずれも裾野カンツリー倶楽部(静岡県)。66名の選手が出場しました。

 

 

 

この大会は運営がユニークで、出場するには2万円支払ってくれるサポーターを5人以上集める必要があります。別言すれば、サポーターを5名集められない人は、出場したくでも出場できません。サポーターを集める、すなわち自分で自分の有料ギャラリー(サポーター)をかき集めるというハードルをクリアする必要があるのです。

 

 

 

ちなみにサポーターは観戦する人もいればいない人もいます。なので、この2万円というのは観戦チケットでありながらも、観戦チケットではありません。あくまで応援したと思う選手に対して2万円を支払っているのです。ある意味、アイドルのコンサートや握手会に近いと思います。

 

 

 

現地にはスタート40分前ぐらいにクラブハウスに到着し、練習グリーンに行ってみると、、、、、ここでもアイドルのコンサートの様相です。

 

 

 

なんとなんと、人気選手のサポーターはのぼりを持参して応援しているのです。ギャラリーの総数は420名ほどですが、感覚的には500名以上いる感じ。そしてなにより、イベント感があって華やかです。

 

 

 

ギャラリーはノーロープで観戦可能で、写真撮影も可能(プレーに支障がでない配慮は必要)。もちろんイベントではなく試合ですので選手は真剣そのもの。66名の参加選手ですが1日18ホールの大会で優勝賞金は100万円。1日あたりに換算すればチャレンジツアーやステップアップツアーの優勝金額を上回っています。

 

 

 

選手はホールアウト後、指定のエリアに出向きます。指定エリアは2つあって、

 

 

 

・ひとつはツーショット撮影エリア
・ひとつはサインエリア

 

 

 

このエリアに入るには制限があり。例えば、Aという選手が指定エリアに入った時、指定エリアに入れるのはA選手をサポートしているサポーターのみです。このあたりもきちんとギブアンドテイクが徹底しています。選手にしてもサポートしてくださるサポーターなわけですから、どの選手も神対応。塩対応の選手はひとりもいません。

 

 

 

このような形式の試合は未だかつて有りませんでしたが、この試合を取材して感じたことがあります。それは、、、、

 

 

 

 ・プロとは観客の前でプレーすること
 ・プロとはチケットを売る能力があること

 

 

 

 

お金を稼ぐのがプロという考え方もありますが、プロは「観られてナンボ」、プロとは「有料観客を集められる」ことではないかと超私的に思っています。

 

 

 

ゴルフの試合は興業です。マスターズが盛り上がるのは最高の舞台、最高の選手がいるからだけではありません。大会を大いに盛り上げるパトロン、世界中の人々がテレビの前に釘付けになっているから、、、、世界で一番注目されるゴルフトーナメントなのです。

 

 

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