マーク金井の新しい動画が公開されました
長尺ドライバーと短尺ドライバーどっちが飛ぶか?
マーク金井的分析をお楽しみください
土曜日はアナライズセミナーデー。前半はハンドファーストのインパクトを迎えるためのコツをレクチャーする「NEO×2 ハンドファーストセミナー」。こちらは撮影が入っていますので、近々YouTubeにて動画をアップ致します。
1時間の休憩を挟んで後半は「NEOコントロールショットセミナー」。ゴルフはフルショットだけではコース攻略することはできません。このセミナーでは、距離をコントロールするコツ、そして練習法についてレクチャーしました。コントロールショットというとウエッジやショートアイアンを思い浮かべる人が多いかと思いますが、距離をコントロールする感覚を養うのに役立つのは、実はドライバーなんです。
超私的にはドライバーで100ヤード打つのが上手くなれば、7番アイアンで100ヤードの距離をきっちり打てるようになれば、コントロールショットを打つのが格段に上手くなります。コントロールショットが苦手な人は、練習場で100ヤードの距離をドライバーで打ったり、7番アイアンで打ってみることをお勧めしたいです。
そして、土曜日はセミナーの前に赤羽ゴルフ倶楽部で早朝9ホールプレー。6時20分にスタートし8時20分にホールアウト。11番のパー3でティショットを引っかけて左のバンカーに入れてしまいましたが、それ以外のホールはパーオンもしくはグリーンを外してもパターで寄せられる所に運べました。
赤羽は河川敷で距離はそれほど長くありません。インコースは総じて距離が短く、いわゆるサービスホールもいくつかあります。
さて、このサービスホール。距離が短いパー4や、2オンできる距離のパー5で、そう呼ばれることが多いですが、実際のスコアとなるとどうでしょう。バーディーが取れたりすることもあるとは思いますが、案外、パーオンできずにボギーやダボを叩くことも少なからずあるはず。ハンデ5以下の上級者を除けば、距離が短いからと言って確実にパーで上がれる人はそう多くないような気がします。
また、サービスホール(距離が短いホール)でスコアを取りこぼしているアマチュアゴルファーを観察すると、ティショットがナイスショットした直後のセカンドショット、ピンまで100ヤードを切っている所から、ダフったり、トップしたり、引っかけたり、押し出したりして、、、、、パーオンできずにいる人も結構多いです。
ティショットがナイスショットした直後にミスをすると、スコアメイクはまずできません。加えて、絶好のポジションからミスするとゲームの流れが悪くなり、ミスを連発するリスクも高まります。言い換えると、ナイスショット直後のミスというのは、1打のミスにとどまらないのです。
では、なぜスコアメイクが上手くないアマチュアゴルファーはナイスショットを打った直後のショット、残り100ヤード以下で凡ミスを打ってしまうのでしょうか?
超私的にはドライバーのナイスショットに原因があるのではないかと思っています。アマチュアの多くはドライバーを手にすると「フルショット」します。そしてサービスホールでドライバーがナイスショットを打つと、「フルショット」の直後に「コントロールショット」を打たなくてはなりません。
察しのいい人はもうお分かりでしょう。
フルショットというのは力感があるスイングをします。対して、コントロールショットは力感をセーブする必要があるのです。距離の短いサービスホールでドライバーをしっかり振ってしまうと、その直後は力感をセーブするショットを打つことになるため、インパクトが緩んでしまってミスが出やすくなるのです。
では、どんな風にプレーすればサービスホールのセカンドショットでインパクトが緩むミスを減らせるのか?
ドライバーをフルショットではなくコントロールショットすればいいんです。距離の短いサービスホールならば、ティショットをコントロールショットしたとしてもセカンドの距離は残りません。1打目に力感が強くでないように打っていれば、同じような力感でセカンドショットが打てるので、インパクトが緩むミスが出づらくなるのです。
ゴルフにはフルショットとコントロールショットがあります。
しかしながらフルショットばかり打つのがゴルフではありませんし、ドライバーはフルショットしなければならないわけでもないのです。
超私的なことを言わせてもらえば、ドライバーを含めてすべてのクラブをコントロールショットでプレーするのも大いにアリですし、すべてをコントロールショットにしてしまえば、飛ばそうとして力むミスは出ません。加えて、100ヤード以内の距離でインパクトが緩むミスも減らせるのです。
ゴルフはボールを遠くに飛ばすゲームではなく、距離をコントロールするゲームと考えられるようになると、簡単に100を切れるようになるだけでなく、70台のスコアというのも見えてくるのです。
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