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昨日は初心者でも気軽にプレーできる千葉市民ゴルフ場で18ホールプレーしてきました。千葉市民はフラットな地形に9ホールが配されてた癒やし系ですが、池が要所要所に配されています。4番と5番はフェアウェイの左サイドに池があり、フッカーにはプレッシャーがかかります。対して、7番と8番はフェアウェイの右サイドに池があって、スライサーには難易度が高いレイアウトになっています。
今は冬でボールが飛ばないので、今回も使用ティは白。白ティからだと総じて距離が短いので、ティショットが180ヤードも飛べばショートアイアンでグリーンを狙えます。アゲンスト風が強く吹くホールでも距離が長いと感じるホールはありません。
出だしで連続ボギーを打ちましたが、それ以降はショットが落ち着いてくれたので18ホールでボギーは3つだけ。100ヤード前後のショットがピンに何度か絡んでくれ、最終のパー5では6mのパットがスルッと入ってくれたおかげで、今季初の69が出ました。
1周目
△△ーー○ー○ー○ 35
222212121 15
2周目
ーー△ー○○ーー○ 34
223211221 16
普段プレーしている赤羽ほどではありませんでしたが、昨日の千葉市民は風がそこそこ吹いてました。風の計算を間違えるといい感じのショットでもグリーンをオーバーしたりショートしてしまうコンディションでしたが、特に気を使ったのがフォローのホールです。
フォロー風が吹くとティショットでは距離を稼げる反面、グリーンを狙うショットの難易度が上がります。ボールが飛びすぎるリスクが高くなるだけでなく、グリーンに落下後、ボールが止まってくれないからです。感覚的には、フォローが強くなるほど下り傾斜のグリーンに向かって打つ感じになります。
対して、アゲンスト風が吹くホールは距離が落ちる反面、グリーンを狙うショットの難易度が下がります。風でスピンのかかりが良くなるので、グリーンに落下後、ボールが泊まりやすいからです。感覚的には、アゲンスト風が強くなるほど上り傾斜のグリーンに向かって打つ感じになるからです。
察しのいい人はもう説明の必要はないでしょう。
そうです、風が吹いてコース攻略が難しくなるのは、スコアメイクが難しくなるのはアゲンスト風よりもフォロー風なのです。特に、グリーンのコンディションが良くて転がりが速い時は、フォロー風が吹くと落下のランの計算が非常に難しく、グリーンに着弾してもグリーンからこぼれ落ちることも少なからずあるのです。
距離の長いホールではアゲンスト風が強く吹くとボールが飛ばなくなる分だけスコアメイクが難しくなりますが、それでも最初からボギーオンでいいと思ってプレーすればボギーで上がることは難しくありません。対して、フォロー風が強く吹くと、100ヤードからでもグリーンにボールを止めることすら難しくなり、ダボが出やすくなるのです。
片山晋呉プロと共著した「シンゴイズム」(マイナビ出版)の中に、、、
ゴルフとはボールを止めるゲーム
というのがあります。フォロー風はボールを飛ばすには有利ですが、ボールを止めたい時には有利にはなりません。アゲンスト風の方がボールを止めるには有利な風なのです。
アゲンスト風を嫌うアマチュアゴルファーが少なからずいますが、スコアメイク、コースマネジメントの視点から考えれば、アゲンスト風はゴルフをやさしくしてくれる風なんです。
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