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昨日は千葉市民ゴルフ場で18ホールプレー。ここは9ホールのコースなので2周で18ホールとなり、いつものようにクラブは7本縛りで担ぎセルフ。キャディバッグを担ぐと大変だと思われがちですが、7本しかクラブが入っていないキャディバッグは重くありません。加えて、ピンの担ぎ用セルフバックは超軽量なので、手引きカートを引っ張るよりも快適です。
18ホールを歩いてプレーすると約1万6000歩。プレー後、神田に戻って1万3000歩ほど散歩したので、トータルで3万歩弱。22キロを越える距離を歩くことができました。
8時にスタートしましたが、典型的な西高東低の気圧配置で北風が5~8m。スタート時の気温は2度ぐらいで、日中は9度あるかないか。寒さ対策をバッチリ決めてのプレーですから、夏場のようなスイングはできません。スタート直後はグリーンも凍っていましたから、どう考えてもいいスコアは出ません。
しかしマーク金井は目標にしているパープレーでサクッとホールアウト。3ボギー、3バーディーでした。
○△ー○△ーーーー 36
ー△ーーーーーー○ 36
同伴の3名の内、ふたりはハーフのベストスコア更新、残るひとりは18ホールのベストタイでホールアウトしています。冬場の厳しいコンディションにも関わらず、我々の組は夏場と遜色のない内容でプレーを終えました。ちなみに、我々の前の組のプレーヤーを観察すると、強い北風に翻弄され、グリーンにたどり着くまでに相当のストロークを費やしているのが垣間見えました。
では、なぜマーク金井の組は全員、冬場の厳しいコンディションに翻弄されずにいいプレーができたのか?
簡単なことです。コースの難易度を意図的に下げてプレーしたのです。
千葉市民は癒やし系コースですが、北風が強く吹いてグリーンが凍ると難易度が上がります。この上がった難易度を下げるためにマーク金井がやったことは、、、
ホールによって赤ティ(レディスティ)からプレーしたのです。9ホール中、1番、2番、4番、8番、9番では赤ティ、3番、5番、6番、7番では白ティからティショットを打ちました。要所要所で赤ティを使うことでアゲンスト風が吹いてても楽にパーオンできる距離設定にしたのです。対して、前の組はどこからどうみてもハーフ30台のスコアが出る感じがしないのに、すべてのホールを青ティからプレーしていました。
赤ティからプレーすれば、簡単だからいいスコアが出て当たり前。そんなことをしたらゴルフの腕前が鈍る、、、、、と考えている人も少なからずいるかと思います。
しかしながら、先日読んだ「上達論」(甲野善紀 方条遼雨著 PHP)にも、難易度が高いことによるデメリットが記されてました。
難易度の高い課題を与え、それを繰り返し練習させれば、いつかは上達すると思い込んでしますのです。
するとどうなるのか?
「壊れない壁」にひたすら体当たりを続けるような行為となります。結果、「やる気」か「体」か「心」のどれかが壊れます。
中略
人は困難な状況に追い込まれると、第一に「その場をしのぐ」事を肉体が優先するのです。(以上、上達論から引用)
この本は武術に関して書かれてますが、ゴルフもしかりです。ゴルフの腕前が未熟な人が、難易度が上がり過ぎた状態でプレーして得られるものはまずありません。ネガティブな情報がインプットされるだけです。
もちろん難易度を下げすぎるのも良くありませんが、冬場のゴルフの場合、初中級者に関してはボギーで上がれるような設定、上級者ならばパープレーが出来る設定でプレーするのがちょうどいいのではないかと超私的に思っています。
当たり前ですが、赤ティだからすべてバーディーが取れるわけではありません。赤ティでもアンフォースドエラーをしてしまえば、ボギーやダボが出ます。加えて、グリーンが凍っていれば、100ヤードからナイスショットしてもコーンと跳ねて奥のOBソーン入ってしまうこともあるのです。
冬はスコアが悪くなるからとあきらめている人が少なくありませんが、そんなことはありません。難易度設定を変えてやれば夏場と同じようにベストスコアを狙えます。
ゴルフは数字との戦いです。
パープレーで回ったことが一度もないなら、30台のスコアを一度も出したことがないなら赤ティからプレーしてみて下さい。距離が短くなれば難易度が下がると同時に、言い訳ができません。難易度を下げることで実は、自分のゴルフの腕前が丸裸にもなるのです。
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