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季節が2ヶ月ほど逆戻りしたんじゃないかというくらい気温が上がった昨日、神田から電車にサクッと乗って、赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーしてきました。この時期は風が吹くと肌寒さがますはずなのに、プレー中に感じる風は生暖かくって半ズボンを履きたくなるほどでした。
赤羽ではクラブ、シャフトをテストするのが茶飯事ですが、昨日、導入したのはフジクラのスピーダーSLKタイプD。10月21日のブログでもアップしてますが、SLK-Dは40g台、50g台、60g台の3種類の重さがラインアップ。各重量タイトもフレックスはひとつだけです。
10月21日に60g台についてインプレしましたが、今回、組上げたのは50g台のSLKタイプDです。スペックを比較すると、、、、
SLKタイプD 60
長さ 44.5インチ(ヒールエンド計測)
総重量 312.1g
ヘッド重量 約194g
バランス D2.5
振動数 244cpm
センターフレックス値 3.69
SLKタイプD 50
長さ 44.5インチ(ヒールエンド計測)
総重量 304.0g
ヘッド重量 約194g
バランス D2.5
振動数 232cpm
センターフレックス値 3.29
SLKタイプDの場合、ワンフレックス(ユニフレックス)で作られていますが、硬さに関しては重量帯で異なっています。60に対して50の方が軟らかく設定されいるのが振動数、センターフレックス値でも明らかです。
数値的には、60に対して50の方がワンフレックスぐらい軟らかい。
加えて、違いを感じるのがバット側(手元側)の太さ。SLKタイプDの60が15.6ミリに対して50が15.4ミリ。たかが0.2ミリと思うかも知れませんが、握ってみると明らかに60の方が太く、50の方が細く感じます。ちなみに、0.2ミリというのはグリップ下巻きに使う両面テープとほぼ同じです。
では、実際に打ち比べてみてどうだったのか?
あくまで比較論ですが、60に対して50は素振りをした段階から明らかに軟らかく、手元から中間部のしなりも大きめ。実際に打って見ても、切り返しで50の方が「ググッと大きくしなり」、ムチのような挙動が手に伝わります。その影響もあって、50の方が切り返しでヘッドの重みを感じ取りやすいですが、反面、シャフトが大きくしなるので、実際の長さよりも1インチぐらい長いシャフトを振っているかのような錯覚に陥りました。
同じ銘柄のシャフトで同じフレックスで、重量帯が違う。重量帯が違うだけで、ここまで振った感じが異なるシャフトを経験したことはありません。超私的には、SLKタイプDに関しては、重量が違うと硬さだけでなくシャフトのしなり感も異なるシャフトです。ですので、重さで選ぶことよりも、「どちらのしなり感が打ちやすいか」で選んだ方がいいシャフトではないかと思います。
もちろん、両モデルとも共通点があり、しなり戻りのスピード感はスピーダーならではの速さがあります。そしてトルクを絞ることで、しなりを感じるのにヘッドの追従性が高いことです。
マーク金井はドライバーにカーボンシャフトを装着する時は50g台をチョイスしていますが、このSLKタイプDに関しては60gをチョイスすることにしました。短尺用だから重い方を選んだのではなく、硬さとしなり感が60の方が扱いやすいと判断したからです。
超私的には、SLK タイプDの60はドライバーのヘッドスピードが40~44m/sぐらいの人、50の方は37~41m/sぐらいの人がストライクゾーンではないかと思います。
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(先日告知しました動画の内容が異なっておりました訂正しました。申し訳ありませんでした!是非御覧ください)