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土曜日は千葉市民ゴルフ場(千葉県)で担ぎセルフの18ホール。ラウンド後、新幹線でサクッと移動し、日曜日は仙台の仙塩ゴルフ倶楽部で歩きの18ホールをプレーしてきました。
どちらのゴルフ場も9ホールなので、18ホールプレーする場合は2周します。同じコースを続けて回れるので、後半は良いスコアになるのが当たり前な感じがしますが、そうは問屋が卸してくれないのがゴルフ。千葉市民では前半はパターが入りまくって3アンダーのスコアが出ましたが、後半はパットをことごとく外し2オーバー。パターは運や状況に左右されやすく、本当に水物です(汗)
千葉市民も仙塩もグリーンはベント芝。転がりは実にスムーズで、気持ちが入っていれたくなってパンチが入ると「やめて~」って叫びたくなるほどオーバーするのを避けられません。加えて、下りのショートパットを残すと、やっていはいけないと分っているにもかかわらず、、、、オーバーするのが怖くなってインパクトが緩むミスが出ます。
千葉市民でも仙塩でも、ショートパットでプレッシャーが強くかかるのはすべて下りでした、、、、
この時期はグリーンのコンディションが良いのでスティンプメーターで10フィートを越えてくるゴルフ場が多いですし、下りのラインともなれば13フィートぐらい出てきます。傾斜が強いグリーンだと、触っただけでも数メートル転がることも珍しくありません。加えて、高速グリーンはオーバーのミスだけでなく、オーバーをビビってしまうと大ショートのミスも出ます。
では、高速グリーンではどんなパターを使えば、距離感が安定するのか?
高速グリーンというのは自分がイメージしたよりもボールが転がってしまうグリーンの事を言うのではないかと思っています。自分のイメージ通りにボールが転がってくれるならば、わざわざ「高速」とは言わないからです。ちなみにグリーンが遅く感じる場合、遅いという言葉が出るのは自分のイメージよりも転がらないからのはずです。
と言うことは、、、、、、
高速グリーンで相性が良くないのは、、、
自分のイメージよりもボールが転がってしまうパタ-、いわゆる球足が伸びるパターではないかと超私的に思っています。フェースの弾き感が強いパターも、ボールが転がり過ぎるのではないかという怖さもあります。
高速グリーンで相性が良いのは自分のイメージ通りにボールが転がる(ボールが止まる)パター、もしくは自分のイメージよりもボールが転がりにくい(ボールが止りやすい)パターではないかと思っています。
転がりが良くないというとイメージが悪そうですが、思ったよりも転がらないということは高速グリーンが高速でなくなるのと同じです。下りのラインも下りの度合いが弱くなるのと同じです。
では、球の転がりは何で決まるのかというと、、、
ロフトが多いほど転がりづらく
フェース面が軟らかいほど転がりづらく(反発が下がるので)
なってきます。ヘッドの重さに関しては軽い方がボールが転がりづらくなりますが、反面、軽いとインパクトでパンチが入りやすくなります。ヘッドが重くなるとインパクト時に反発が強くなる反面、ゆっくりストロークしやすいのでヘッドをスピードを落としても安定したストロークができるメリットがあります。
マーク金井はロフトが多めのパターを好んで使っていますが、ロフトが多くなるほどにインパクトで摩擦抵抗が増え、転がりづらくなります。転がらないというとイメージが悪いですが、高速グリーンでは転がりづらいパターの方が、インパクトが緩みづらくなるので距離感を整えやすくなるのです。
実際、土曜日、日曜日のラウンドでも、ロフトが多めのパターを使うことで、インパクトが緩むミスを最小限に抑えることができました。
ゴルフはボールを飛ばすことよりも、ボールを狙った所に止める競技です。それを嫌と思い知らせてくれるのが高速グリーンではないでしょうか。
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(先日告知しました動画の内容が異なっておりました訂正しました。申し訳ありませんでした!是非御覧ください)