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絶好の秋晴れの中、昨日は赤羽GCでサクッと薄暮9ホールプレー。2時45分くらいにスタートし、5時少し前にホールアウト。いつもよりも時間がかかったのが多くのゴルファーが来場していたからです。
クラブセッティングはいつも通り7本ですが、ドライバーはフジクラから新しく登場した、短尺用のスピーダーSLKーDを装着したエピックフォージドです。SLKーDはワンフレックスで40g台、50g台、60g台の3つの重さを選べます。今回は60g台で組上げました。
長さ 44.5インチ(ヒールエンド計測)
総重量 312.1g
ヘッド重量 約194g
バランス D2.5
振動数 244cpm
センターフレックス値 3.69
SLKーDは短尺でもバランスが軽くならないような設計がなされてますが、まさにその通りです。通常設計のシャフトの場合、194gのヘッドで44.5インチの長さにしたらここまでバランスは出ません。シャフトのバランスポイントは普通のシャフトよりもかなりチップ(先端側)に偏っていることが窺えます。MCIアイアン同様、シャフト先端側に金属管を複合していることでなしえているのでしょう。
SLKーDは短尺用としては2代目ですが、末尾のDはディスタンス(Distance)の略。高弾性カーボンを採用することで初代のSLKよりもトルクを抑えた設計がなされています。
組上げてまず感じたのがバット側(手元側)の太さ。数値的にはコンマ数ミリの違いですが、実際にクラブを手にするとグリップの太さが手に伝わります。同社のスピーダーエボⅦに比べると、一回り以上太く感じます。
ワッグルすると中間部分がわりと大きめにクイッとしなり、シャフトのたわみ量は大きめ。短尺でもシャフトのしなりを感じやすく、体感的にはSRぐらいの感じです。
9ホール中、6ホールで使って見ましたが、このシャフトを一言で言うと
日本オープンを制した稲森佑貴選手のようなショットが打てるシャフト!!!!
出だしの10番はフェアウェイ中央のイエローフラッグを狙ったらベタピン。1発目から左右にねじれる気配がない弾道です。13番からもイメージ通り狙った方向にボールが打ち出すことが出来き、とにかくフェアウェイキープしやすく感じました。捕まりに関してはニュートラルで、どちらかというと左のミスが出づらく仕上がっています。
そして印象に残ったのがトルクの少なさ(トルク2.9)。シャフト自体は軟らかいのですが、トルクが少ないのでシャフトの挙動には遊び(ねじれ)が少なく、それがヘッドの追従性を向上させているのでしょう。ヘッドスピードが38~43m/sぐらいまでならば、しなり感と追従性のバランスが良く、安定したリズムで振っていけるシャフトです。
軽量スチール装着の43.5インチのエピックフォージドよりは長いですが、もう1本のエースドライバー、ピンのG410+(45.5インチ)と比較すると、44.5インチの長さは短さによる安心感がかなりあります。加えて、短い方が身体をしっかり使っていけるメリットもあると思います。
超私的には慣性モーメントが巨大なドライバーよりも、エピックフォージドのようにヘッドサイズがやや小ぶりなタイプ、慣性モーメントの大きさにこだわらないタイプのドライバーと相性が良さそうな感じがしました。
スコアメイクの観点から見れば、ドライバーに求められるのは確実にフェアウェイキープをすることと、安定した飛距離(致命的なミスをしないこと)です。ドライバーショットの精度を上げてくれるシャフトを求めてる人には、SLKーDは試してみる価値が大いにあるシャフトです。
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