マーク金井blog

2020年09月07日超私的なロジゴル 1打の価値を数値化してみるとこんな感じです!!

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昨日が日曜日なのをすっかり忘れてしまい、今日のブログの更新が遅れてしまいました。単なる勘違いなのか、それともボケが始まったのかは定かではありませんが、あわててこのブログを書いています。

 

昨日は神田のスタジオでアナライズセミナーを開催。前半は「脱手打ちセミナー」、1時間の休憩を挟んで後半は「NEOシャットフェースセミナー」を開催。NEOシャットフェースセミナーは撮影しておりますので、近日中にその模様をYouTubeにて公開致します。DMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のメンバーに入っていだけますとセミナーの内容をすべてご覧いただけます。

 

日曜日はセミナー後、この本をじっくり読んでました。

 

 

 セイバーメトリクス入門(蛭川皓平著 水曜社)

 

セイバーメトリクス (SABRmetrics, Sabermetrics) とは、野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法である。野球ライターで野球史研究家・野球統計の専門家でもあるビル・ジェームズ(George William “Bill” James, 1949年 – )によって1970年代に提唱されたもので、アメリカ野球学会の略称SABR (Society for American Baseball Research) と測定基準 (metrics) を組み合わせた造語である。(以上、Wikipediaから引用)

 

 

 

野球のデータというと打率とか打点とか防御率というのがありますが、セイバーメトリクスでは統計学を用いて、選手の能力を計測しています。例えば、1点以上が取れる確率の指標としては、得点確率表というのがあります。

 

 

 ノーアウトで無走者ならば25.2%
 ノーアウト一塁ならば40.2%
 ノーアウト二塁ならば60.3%
 ノーアウト三塁ならば78.9%

 

 

 ワンアウトで無走者ならば14.7%
 ワンアウト一塁ならば26.1%
 ワンアウト二塁ならば39.4%
 ワンアウト三塁ならば62.4%
(セイバーメトリクス入門より引用)

 

 

セイバーメトリクスはひとつの統計学的な指標ですが、これをみると、ノーアウト一塁から送りバントや犠牲フライを打って、ワンアウト二塁しても1点以上が取れる確率がほとんど変わりません。数値的には少し下がります。セイバーメトリクス的には送りバントというのは得点を挙げるのには効果が期待できないということになり、ヒッティングをした方がいいという結論が導き出されます。

 

 

ただし、ノーアウト一塁の次のバッターの打率次第で導き出される戦略が変わり、打者がヒットを打つ確率が低ければ、バントや犠打は有効です。

 

 

さて、この得点確率表はゴルフに置き換えると、1打におけるスコア期待値を数値化できるのではないかと超私的に思っています。

 

 

例えば、パー以上のスコアが取れる期待値を1とした場合、

 

 

 ○(ナイスショット)は1.25
 △(致命的なミスショット以上、ナイスショット以下)は0.75
 ×(致命的なミスショット)-1.5

 

 

パー4で△△(2打)でグリーンに乗った場合、1ショットでの期待値は

 

(0.75+0.75)÷2=0.75

 

 

 

パット次第でスコアは変わりますが、1ショットの数値が0.75以上キープしていれば、50%での確率でパー、50%の確率でボギーが取れるでしょう。そしてダボ以上を叩く確率は極めて低くなります。

 

 

次にパー4で○×△(3打)でグリーンにのった場合、1ショットでの期待値は

(1.25ー1.5+0.75)÷3=0.16

 

 

 

こちらもパット次第でスコアは変わりますが、1ショットの数値が0.2を下回るとパーが取れる確率はほぼゼロで、良くてボギー、50%以上の確率でダボ以上のスコアになる確率が高くなります。

 

 

それぞれのショットの数値についてはこれで決定ではありません。これからデータを集めていき、実際のスコアと相関関係が出る数値を導き出したいと思います。

 

 

ちなみに、土曜日に箱根でプレーした時のショットを分析してみると

 

10番 ×△ 2パット ボギー
11番 △○ 1パット バーディー
12番 △○△ 2パット パー
13番 △△ 2パット パー
14番 △1パット パー
15番 ○○△ 2パット パー
16番 ○×× 3パット ダボ
17番 ×△△ 3パット ダボ
18番 ○△ 2パット パー

 

 

 

ショット数が21
○が6個で1.25×6=7.5
△が11個で0.75×11=8.25
×が3個で-1.5×3=-4.5

 

 

 

 集計すると(7.5+8.25ー4.5)÷21=0.53

 

 

1ショットの期待値は0.53ですから、ボギー率は50%弱です。実際のスコアもハーフで40ストロークですから、ほぼイメージどおりの相関関係ではないかと思っています。
超私的には、1ショットの期待値が0.75を上回ればハーフ30台のスコア、パットが良ければパープレーが出せるのではないかと思っています。

 

 

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