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関東エリアは梅雨が明けた途端、最高気温が連日の30度越え。7月は夜になると肌寒かったのに、8月に入るや、、、、うだるような蒸し暑い日が続いています。そんな中、昨日はほぼ1年ぶりぐらいにテニスをしてきました。
ゴルフと違ってテニスはズブの素人ですが、ラケットに違いはそれなりに分ります。ボールが飛びやすいタイプなのか、飛びづらいタイプなのかは見極められますし、スイートエリアの広さの違いも体感できます。超私的には反発が良くてスイートエリアが広ラケット、バボラの厚ラケ、「ピュアドライブ」が気に入ってます。
テニスラケットにもモデルによって飛距離性能の違いはありますが、テニスの場合はボールが飛ぶことがいいとは限りません。説明するまでもありませんが、テニスコートのサイズは決まっています。ボールが飛び過ぎてベースラインをはみ出すようなショットを打つのはNGだからです。なので、ラケットも飛び重視のモデルもあれば、飛びを抑えたモデルも発売されています。
対して、ゴルフクラブの中でもドライバーとなるとどうでしょう。
テニスラケットのように飛びを意図的に抑えたモデルというのは、メーカーはまず作りません。国内外を問わず、すべてのメーカーは「飛び」を強くアピールしているモデルばかりです。ゴルフショップに飛ばないことをアピールしているドライバーは並んでいません。
では、なぜクラブメーカーは「飛ぶ」ドライバーばかりを作るのか?
ティショットに関しては飛ばないよりも飛んだ方が有利ですが、飛べばスコアが良くなるとは限りません。100が切れない、90が切れない、80が切れないアマチュアの場合、距離が落ちてもフェアウェイキープできるドライバーを使った方が、確実にスコアが良くなります。そんなことはクラブメーカーも重々承知しているはずです。
しかしながらスコアメイクしやすい「飛ばないドライバー」を作るメーカーは今のところひとつもありません。「飛ばないドライバー」の方がスコアが良くなることを分っていても、そんなドライバーを作って販売するメーカーはまず出てこないでしょう。
では、なぜクラブメーカーはかたくなに「飛ぶドライバー」を毎年、毎年、作り続けるのでしょうか?
ゴルファーの多くは飛ぶのと同じぐらい、スコアメイクを求めているのにも関わらず、「飛ばないドライバー」を作ろうとしないのでしょうか?
考えられる理由は2つあります。
ひとつは、今、市場で売れているドライバーは「飛び」をアピールしているからです。売れているドライバーをベンチマークにして「さらなる飛び」をアピールした方が、売りやすいし、そして作りやすいのです。「飛ばないけれどスコアが良くなるドライバー」というのはどこもやってません。
どこもやっていないドライバーを作るというのはかなりの勇気が必要ですし、もしも、売れなかった時のことを考えると怖くてできないからです。100が切れない、90が切れない、80が切れない人の場合、飛ばなくてもフェアウェイキープしやすい方がスコアメイクしやすいのは分っていても、もしも売れなかった時のことを考えると、、、開発スタッフも、営業スタッフも怖くてリスクテイクできないのだと思います。
超私的なことを言わせてもらうと、今のクラブメーカーは「飛ぶ」クラブを作っているのではなく、作らされているのかも知れません、、、、、
もうひとつの理由については、明日21時からのDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴル」ライブ配信でじっくり喋らせていただきます。
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