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先々週に引き続き、土曜日、そして日曜日と早朝9ホールプレーをしてきました。土曜日は晴れ、日曜日はスタート時間が土砂降りだったので30分ほどスタートを遅らせてティオフ。10番ホールこそ傘を手放せませんでしたが、11番でパットを打つ頃くらいには雨がすっかり上がり、曇り空の中でプレー。地面がぬかるんでいるのでセカンドショットはもとよりグリーン周りのアプローチも油断するとザックリがでやすくなります。
このぬかるんだフェアウェイでも威力を発揮したのがチッパーです。
日曜日のラウンドではテストを兼ねて3本のチッパーをバッグに入れてプレーしたのですがアプローチの打ち損じは皆無。ロフトが異なるチッパーを交互に使ったので距離感は多少合わない時もあったりしましたが、チッパーを使えばアンフォースドエラーは出ません。ボールを確実にグリーンに運べます。
さて、このチッパー。
ヘッド形状はパターに近い形とアイアンに近い形とがありますが、どちらもソール幅が広く、ライ角がアップライト。ウエッジでアプローチするよりもミスが出づらく設計されています。パターのような感じでストロークすればいいのですが、実は、打ち方を間違えると、ウエッジほどではありませんがアンフォースドエラーが出ます。日曜日に一緒にプレーした人の中にも、根本的に打ち方を間違えているために、ハーフトップを連発してました。
では、どんな打ち方をしているとチッパーを上手く使いこなせず、ミスを連発してしまうのでしょうか?
チッパーが上手く使いこなせていない人に共通しているのはインパクトでフェースにボールが乗ってません。出っ張ったリーディングエッジで打っているため、ボールが強く転がりすぎてオーバーのミスが出ています。また、オーバーを嫌がるとインパクトが緩んでザックリしています。
チッパーに限りませんが、ゴルフクラブでボールを打つ時に一番大事なことはインパクトでフェースにボールが乗っていることです!!!!
フェースにボールが乗るというのか感覚的な所もありますが、ヘッドの入射角が正しければインパクトでフェースにボールが乗ります。そして、フェースにボールが乗ることで正しいキャリーが出て(バックスピンもかかり)、距離感を出しやすくなるのです。
チッパーでフェースにボールが乗らない人(リーディングエッジでボールを打つ人)の場合、2つパターンがあります。
ひとつはフェースにボールを乗せようとして、インパクトゾーンで右手首が手のひら側に曲がっています。いわゆるしゃくり上げようとして、インパクトでヘッドが上向き方向に動き過ぎてリーディングエッジがボールに当たっています。この場合、オーバーも出ますが、チョロのような当たりにもなるので大ショートも出ます。
もうひとつはハンドファーストに打とうとし過ぎ(手元が前に動き過ぎ)、かつフェースが開いた状態でインパクトを迎えています。この場合、フェースが開いているために狙いよりもボールが右に飛び出すトップが出ています。こちらの場合はショートは少なく、ほとんどがオーバーのミスが出ます。
やさしいはずのチッパーでミスが出てしまうのは、元も子もありません。また、チッパーでミスを連発すると「チッパーは使いづらい」「チッパーは自分には合わない」という風にジャッジすることにもなります。
どんなにやさしい道具(クラブ)であっても使い方を間違えてしまうと、やさしさの恩恵を受けることはできません。
チッパーをずっと使っていて分ったのが、ウエッジやアイアンよりもチッパーが一番フェースにボールが乗るという感覚が手に伝わるクラブだということです。
チッパーを使うとアプローチが下手になるという人もいますが、これは完全なる誤解です。チッパーを使ってフェースにボールを乗せる感覚を養えると、ウエッジでアプローチを打つ時もフェースにボールが乗りやすくなって、アプローチのスキル(技術が)が向上します。
チッパーを上手く使いこなすコツ、フェースにボールを乗せるコツについてはDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」に動画でレクチャーします。ご覧いただけると嬉しいです~。
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