マーク金井blog

2020年05月11日超私的な考察 コースマネジメントをしたくても出来ない人の共通点とは!?

マーク金井チャンネル新しいセミナー動画を公開開始

こちらの続きは マーク金井 ロジゴルオンラインサロンで公開します


GWが終わりましたが、5月いっぱいまで緊急事態宣言の延長が発令されました。都の要請に従いアナライズ神田スタジオも引き続き自粛をさせていただいてます。神田のスタジオは夜に戸締まりの確認と「ロジゴルオンライン」でのライブ配信と、コソ連で使っているだけです。

 

ライブ配信は月曜日から金曜日まで毎日1時間、オンラインサロンのメンバーといろんなテーマについて話を広げています。動画での配信ですがマーク金井と視聴者(オンラインサロンのメンバー)がリアルタイムでやりとりしています。視聴者からのコメントは多岐にわたりますが、いただいたコメントはライブ配信中に返しています。

 

 

さて。前回に続き「コースマネジメント」について、今日は辛辣な内容になってしまうかもしれませんが、本気で上達したいアマチュアゴルファーの為に、本気で超私的な「コースマネジメント」についてお話します。

 

 

コースマネジメントとは、自分の持てるスキル(技術)でいかにリスクをヘッジ(回避)しながらプレーし、いかにスコアの浪費を減らすことです。言い換えると、いいショットを打っていいスコアを出すというのとはまったく逆の考え方と言ってもいいでしょう。

 

 

 もっと超私的に言い換えると、ナイスショットを1発も打たなくてもいいスコアが出てしまう(悪いスコアにならない)ように戦略を立てることがコースマネジメントの基本であり鉄則です。

 

 

そしてもうひとつ、コースマネジメントを実践する上で欠かせないのが、自分のスキルの可視化。それぞれのクラブの、、、

 

・最低飛距離と最高飛距離(平均飛距離)
・曲がり幅
・アンフォースドエラー率(初歩的なミスをする率)
・アンフォースドエラーをせずに確実に飛距離を出せるクラブは何番なのか

 

 

例えば、マーク金井の場合ですと

 

・ドライバーの最低飛距離は210ヤード、最高飛距離は260ヤード
・ドライバーの曲がり幅は40ヤード、7番アイアンは30ヤード
・ドライバーのアンフォースドエラー率は8%
・確実に飛距離を出せるクラブは21度のユーティリティ

 

 

このデータを元にコースマネジメントをしていきますが、プレーしている時に心がけているのはナイスショットを打つことよりもアンフォースドエラーを出さないこと。そして、距離と曲がりの幅をコントロールすることに集中しながらプレーしています。

 

 

コースマネジメントに必要なのは、1打1打の目的というのは芯を喰った当たりやナイスショットを打つことではなく、狙った場所にボールを運ぶこと。当たりそこねでも、ハーフトップでもダフり気味でもいいから、狙った場所にボールが止まればナイスショットだと心底思うようにしています。

 

 

当たりが良くても、今日イチのナイスショットでも狙った場所ではない所に止まった時、それは「最悪なミスショット」とジャッジしています。

 

 

ここまで読んでいただければ分ると思いますが、楽しくプレーすることと、コースマネジメントしながらプレーすることは相当異なります。特に、ナイスショットしていいスコアを出したいという人にとっては、「そんなことまでしていいスコアを出したくない」と思うでしょう。なにしろ、超私的なコースマネジメントではナイスショットを打たない方がいいスコアを出せる戦略を立てているわけですから。

 

 

コースマネジメントしながらプレーするのに向くか向かないかは、「ナイスショット」を求めるかどうかで決まります。コースに出てナイスショットの数を求める人は、
コースマネジメントしながらプレーするのは向かないと思います。そんなことをしたら余計にストレスを溜めてしまうことになるし、ゴルフが楽しくなくなるからです。

 

 

対して、コースマネジメントしながらプレーするのに向く人は「ナイスショットはへの突っ張りにもならない」と心底思える人。ナイスショットを打つことよりも、いいスコアを出すことを求める人は、マーク金井が提唱する超私的なコースマネジメントを実践してみて下さい。アマチュアがプレーするやさしいコースであれば、必ずスコアが良くなります。

 

 

ちなみに、左右に大きく曲がる人はコースマネジメントをするのに適しません。スライスとフックの両方がいつ出るか分らない場合はリスクヘッジ(回避)することができないからです。スライスならスライス、フックならフック。右か左かどちらか一方方向に曲がるという前提をクリアすることもコースマネジメントに不可欠に要素です。

 

 

もしも左右に曲がる人が本気でコースマネジメントしてプレーしたいならば、パターでティショットを打つぐらいの覚悟が必要です。

 

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